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「突き抜ける人は感情で動く(芦名佑介)」

行動しないで目標達成したいという人は、好きなものをバクバク食べてダイエットしたいと言っているのと同じです。この世の中は行動なくして成果なしの世界なのですが、じゃあその行動をするためにはどうすればいいの?というお話になりがちです。

そこで最近読んだ本が「突き抜ける人は感情で動く(芦屋佑介)」というタイトルなんですが、行動を起こすための軽快で痛快なアドバイスが凝縮された本となっています。目標を持って頑張りたいという人にはおすすめの一冊です。

・著者:芦名佑介について

1989年、神奈川県川崎市生まれ。アメリカンフットボール選手として慶応義塾高校、慶應義塾大学、U-19日本代表でそれぞれ主将を務める。大学卒業後は電通に入社し、クリエーティブ局コピーライターとして活躍。プルデンシャル生命へ転職後、市場最年少で営業所長に就任した。2015年に退職して米国ハリウッドに渡ると、舞台『BLOOD』で俳優デビュー。帰国後に芦名表参道株式会社を設立し、さまざまな活動をスタートさせている。

目次

◆「突き抜ける人は感情で動く(芦名佑介)」の内容紹介

・自分の感情を大切にする

「目標を達成する時は数字ではなく、考えるだけで思わず興奮してしまうぐらいのシーンを大切にすることが大切です。」たぶんこれぐらい鮮明にイメージして心からワクワクしないと芦名さんのような爆発的な行動力が生まれないのかもしれません。逆に普段の私たちはいかに感情やワクワクを押し殺して、失敗しないように考えに考えを重ねて仕事に向き合っているのかを考えさせられます。

・数字だけではなく実現している姿を鮮明にイメージする

目標は数字だけでなく「自分が興奮すること」の工夫も大切です。目標を達成したときの自分はどんな表情で、どんな姿で、なんていう言葉を発しているのだろうか?その時の感情は?このように、考えるだけで興奮するようなシーンをカラーで鮮明にイメージできるぐらい目標は明確にした方良いです。

・本気でやれる仕事をしてる?

芦名さんは何事も結果を出す人は「本気でやれているかどうか」だけだと言います。仕事を選ぶ時は成功確率が高いかどうかだけでなく、自分が本気で取り組める仕事かどうかの視点も忘れないでください。

・小さなプライドは捨てて謙虚さを持って行動

初めて挑戦することなのに、自分が「既にできていること」なんてひとつもないと芦名さんは言います。変に自分は能力があると思った瞬間に失敗に対する恐れが出てきます。自分ができないことを早く認めた上で、できるようになるための行動をしていく方がはるかに生産的ですよね。失敗しても死にません!という明快なアドバイスも力づけられます。

・稼げばやりがいは後からついてくる

芦名さんはプルデンシャル生命時代に優秀な営業マンのスカウト活動もやっていました。必ず聞く質問として「今の年収が100万円だったら続けますか?」というもの。ほとんどの人がNOと言います。それぐらい今の仕事が天職だと語る人でもお金のために仕事をしている現れなんです。裏を返せばお金を稼げればやりがいは後からついてくる・・・。今のあなたの仕事はたとえお金がもらえなかったとしても、やりたい仕事ですか?

・自分の価値観を明確にする

自分の価値観を明確にするために「なぜそれをやったのか?」「なぜそれをやりたいと思っているのか?」をひたすら問い続けることが必要、と紹介されています。確かに自分の行動原理というか価値観を深堀りしていく機会はめったにありません。自分で考えたら、次にどんどんアウトプットしていきフィードバックをもらうことでブラッシュアップされていきます。きっとピュアな子どものような価値観を発見できるかもしれません。

・自分の可能性は自分で決める

芦名さんは客観的・相対的に自分の能力を判断するのは大切だとした上で、未来の自分の可能性まで過去の状態で判断する必要はないと語っています。未来の自分の可能性なんて他人にはわからないのだから自分で決めてしまえば良いのです。

・行動したいなら自分を変えるよりも環境を変える

目標達成に向けて行動をしたいなら「弱っちい自分でも行動できる環境作りをすること」が大切だと芦名さんは教えてくれます。意思の力なんかあてにしません。例えば朝が苦手な人が早起きを目標にした場合は、「朝6時に友人とカフェで一緒に勉強する」としてしまえば良いのです。朝早く起きると決意するよりも、こうした環境を作る工夫が行動を促してくれるはずです。

・自分がコントロールできることだけに集中する

「僕らはコントロールできることだけをしよう。僕らがコントロールできるのは、自分の練習、自分の1ステップ、自分の1インチだけだ」アメフト時代の監督の言葉です。仕事においてもコントロールできることに集中していくと、思考がシンプルになりパワーを集中することができると言います。

・信頼を得るために自分の価値観を言葉にする

初対面の人から信頼を得るために最も重要なのは、約束を守ることと自己紹介で価値観をさらけ出すこと。営業の話になってしまいますが、この自己紹介の時に自分の価値観を伝えるのは大事です。人がお金を払う時は、何を買うかと同時に誰から買うかが重要な時代になってきたからです。「なぜ今この仕事をやっているのか」「なぜ今この会社にいるのか」「なぜここに来たのか」を芦名さんは自分の言葉で語ると言います。

・自分を成長させることができるのは自分だけ

ロバート・アラン・アッカーマン監督のエピソード。「僕は最高の演出家かもしれないけど、君を最高の役者にすることはできない」と初対面で言われたそうです。自分を成長させられるのは結局自分ということです。アッカーマンはあれやれ、これやれとは言わずに「なぜ、それをやるのか?」と問いかけをするそうです。恐らく彼の中に明確な答えがあるだろうけど、自分で考えさせて飛躍する機会を与えるわけですね。

・変化は成長だからどんどん変わって良い

「言ったことを変えていけない」というのは思い込みで、新しく理想ができたらそれを今から全力で追えば良いと芦名さんは言います。環境だったり接する人が変わると、思考もやりたいこともどんどん変わっていく。それは当然であり、後ろめたく思う必要は全くないとのことです。

・言葉にできない時は何も学んでいない

本やネット、人から情報を得て学んだとします。そんな時に自分の言葉でアウトプットできるかどうか試してみて下さい。芦名さんは人間は感覚はすぐに忘れてしまうけど、言葉で言語化したものはそれを何度でも再現できると言います。本を読んでもなんとなくよかったなぁというよりも自分の行動に具体的にどう活かすのか言語化することが何倍もの成果につながりそうです。

・モチベーションを上げるコツは「できることをやる」

仕事に対してやる気が出ない一番の要因はできないことを無理してやろうとしていることだと芦名さんは言います。自分の得意なことはできる。まずは、できることをやっていくとやる気がわいてくる。楽しくなってくる。実はやりたくないことってどこかに得意な人がいるんですね。不得意なことなんかは、そういう人に任せてしまいましょう。

・自分のことだと考えて質問をする

人は相手の話すことでも、まるで自分のことのように考えると本質的な質問ができるようになります。自分の思考と行動のために質問する人は、自然と質問の内容が違ってくるとのことです。相手の機嫌よりも自分の成長を優先して聞きにくいこともバシバシ質問してしまいましょう。案外優秀な人ってそういう質問嫌いではないらしいです。

◆「突き抜ける人は感情で動く(芦名雄介)」のまとめ

芦名佑介さんは会ったことはないですが、本を読む限りでエネルギーが溢れ出るような人なのだと思います。溢れ出たエネルギーに触れることでこちらも既成概念にとらわれずにシンプルに行動する力が湧いてくる気がします。

芦名さん自身がコピーライターや営業など様々な仕事と本気で向き合ってきた経験があるからこそ、職種を超えて人間であれば誰にでも響く言葉がたくさん詰まっていると思います。いつも脇に置いて自分を奮い立たせたいときに読みたい本です。

起業する人や、会社経営者であれば自分で自分を奮い立たせるのは当たり前ですが、こうして本を読みながらメラメラと闘志を燃やすのも良いかもしれませんね。

芦名佑介さんの著書「突き抜ける人は感情で動く」

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