ふるさと納税をしたサラリーマンの確定申告方法を徹底網羅!

サラリーマンが税金対策をしようと考えた時、まず始めに思い浮かべるのがふるさと納税かもしれません。

それぐらいふるさと納税はメジャーになりました。実際に税金が安くなる効果というよりは、家計の助けになるという点で利用価値は十分にあると思います。

ごはんつぶ
確かに、ふるさと納税を利用して何か買うのは良いけど、その後どんな事をすれば税金対策としての効果が出るのかわかんないなぁ

そうだね。実際には、トータルの税金が安くなるという節税の効果があるわけではないけれど、家計の資金繰りという観点では手元にお金が残る仕組みでもあるから、その点を踏まえて今回は、サラリーマンがふるさと納税をした時の確定申告の方法について見ていきましょう。

◆ふるさと納税の基本情報を整理

ごはんつぶ
あれれ?ふるさと納税って節税になるんじゃないの?税金対策だって言ってやっている人が周りに多いよ。

ふるさと納税は好きな自治体に寄付をして、金額と地域に応じたお礼の品をもらえるんです。寄付した金額から2000円引いた金額が、所得税や住民税から控除されるんだけど、税金が控除されるってところだけを抜き取って節税になっていると勘違いする人が多いんですね。

ごはんつぶ
そっか。何もしない場合と、ふるさと納税する場合を比べたら、寄付金で2万円先に支払って1万8000円が税金から安くなるって言ってもお金だけみると2000円がマイナスになっているんだね。

そうそう。でも2000円の損をする分、それ以上の返礼品がもらえるから、ふるさと納税は人気だし、利用する価値があるんですね。ふるさと納税について、めちゃくちゃわかりやすく動画にまとめてあるので、そちらをご覧いただいた方が理解が早いかもしれませんね。

それでは、具体的にふるさと納税を利用する具体的な手続きの流れを見ていくことにしましょう。

◆ふるさと納税の控除を受けるには確定申告とワンストップ特例制度の二種類

ふるさと納税で好きな自治体に寄付をして返礼品をもらったあとには確定申告かワンストップ特例制度のどちらかを使って、自分の所得税と住民税を安くする手続きをするんです。

ごはんつぶ
確定申告は聞いた事があるけど、ワンストップ特例制度は初めて聞いたなぁ。

そうだね、昔はふるさと納税をしたら確定申告が必要だったんですが、サラリーマンが確定申告するのは面倒だという人もいるので、簡単にふるさと納税としての手続きを済ますことの出来るワンストップ特例制度というものがスタートしたのです。

ごはんつぶ
じゃあ確定申告とワンストップ特例制度の両方について詳しく教えてよ

(1)ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用する方法

わかりやすい方から説明をしたいので、まずはワンストップ特例制度の方からお話をしていきたいと思います。

ふるさと納税ワンストップ特例制度とは

本来であれば、確定申告をしないといけないふるさと納税ですが、普段は確定申告をしないサラリーマンが確定申告をするとなると大変です。ましてや、ふるさと納税をしたサラリーマン全員が確定申告をするとなると税務署もパンクしてしまいますよね。そこで、サラリーマンの人でもお手軽にふるさと納税が機能するように作られて仕組みがふるさと納税ワンストップ特例制度なのです。

ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用するための条件は?

ふるさと納税ワンストップ特例は、わざわざ確定申告をしなくて済む便利な制度ですが、利用するには条件があります。

ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用する条件

1、サラリーマンとかで確定申告をする必要の無い人
2、年間で5つ以上の自治体へふるさと納税をしていない人
※1つの自治体へ複数の寄付をした場合のカウントは1です。 

ごはんつぶ
サラリーマンとかでも確定申告をする必要のある人ってワンストップ特例制度使えないんだね。ちなみに、サラリーマンで確定申告する必要のある人ってどんな人なの?

確定申告しなくてはいけない人は、主に年間で2000万円以上稼いでいる人や、医療費控除を使う時、不動産での収入がある場合なんかが良くあるケースです。

ごはんつぶ
なるほどー、じゃあ普通にサラリーマンみたいにお給料をもらって働いている人は、確定申告の対象になる人は少ないよね。ワンストップ特例制度を使った方が効率的なわけなんだね。

確定申告という面倒な作業が必要無いのであれば、しないに越した事はないですよね。なので、寄付した自治体が5つ以内で、確定申告の必要の無い人であればワンストップ特例制度を利用した方が良いと思います。

ふるさと納税ワンストップ特例制度の具体的な流れ

ごはんつぶ
じゃあワンストップ特例の具体的な方法の流れについて教えて!

ふるさと納税ワンストップ特例は以下の手順で進める事になります。

(1)寄付する自治体を決めて寄付をする

確定申告をする必要のないサラリーマンが、5つの自治体に収まるようにふるさと納税の寄付をして下さいね。ワンストップ特例を活用するための第一歩はこの二つをクリアするのが大前提です。

(2)自治体から返礼品と共に書類が届く

寄付をしたら、自治体から返礼品が届くの待ちます。それと同じぐらい大事なのが一緒に送られてくる「寄付金受領証明書」や「寄付金税額控除にかかる申告特例申請書」です。ワンストップ特例を利用するなら、「寄付金税額控除にかかる申告特例申請書」が大事です。自治体によってバラバラに届いたり、付かない場合は総務省や自治体でダウンロードが必要な場合もあるようです。

(3)寄付金税額控除にかかる申告特例申請書に記載をして自治体に送付

この書類の提出期限は、ふるさと納税をした年が開けてスグですので、期限には要注意です!

ごはんつぶ
えー!2017年は1月10日までなんだ。忘れちゃったらどうなんの?

忘れてしまえば、当たり前だけどワンストップ特例は使えないよ。その場合は3月15日までに確定申告でふるさと納税の手続きをしなくてはいけないね。

(4)6月に住んでいる自治体から住民税の控除通知が届く

「寄付金税額控除にかかる申告特例申請書」をふるさと納税で寄付するごとに、各自治体に送っていれば、ワンストップ特例制度の適用は終わりです。あとは翌年6月に今住んでいる自治体から、住民税を安くしときましたよ!という書類が届くので、それを確認しておいて下さい。

(2)ふるさと納税を適用するために確定申告をする方法

それでは、最後に本題のふるさと納税を適用するために確定申告をする方法のパターンを見ておきましょう。

確定申告をしないといけない人

ごはんつぶ
ふるさと納税で確定申告をしなくちゃいけないのは、6団体以上の自治体に寄付している人と、そもそも確定申告をしなきゃいけない人だったよね。

そうそう、だから自分が確定申告をする必要があるかどうか、しっかりと把握しておきましょう。

確定申告が必要な人

1、お給料の収入が年間で2,000万円を超える人
2、二箇所以上の会社からお給料をもらっている人
3、お給料以外に副業や事業を行って年間20万円以上の利益がある人
4、不動産による収入がある人
5、年金を受け取っている人
6、お給料をもらっている人で医療費控除・雑損控除・寄付金控除などが適用される人

ふるさと納税を確定申告して対応する方法

それでは、ふるさと納税で確定申告していく方法を順を追って説明していきますね。

(1)ふるさと納税をする自治体を選んで寄付

まずは寄付する自治体を選んで実際にふるさと納税をするところは、ワンストップ特例と一緒ですね。

(2)返礼品と書類が各自治体から届く

返礼品届くと、寄付受領証明書も一緒に届きます。時間差で届く事があるかもしれないので、ちゃんと各自治体に確認して、この証明書は必ず受け取るようにしてください。「寄付金税額控除にかかる申告特例申請書」は、確定申告を利用する方法では使わないのでそのままにしておいて下さいね。

(3)確定申告書類を作成

ふるさと納税は寄付という行為なので、寄付金控除という手続きが正式な呼び方です。寄付金控除の中でも、ふるさと納税は特別ルールが適用されて、通常の寄付金よりも控除される範囲が大きいわけです。この、ふるさと納税の寄付金控除の手続きを説明してくれている動画があるので、良かったら参考にしてみて下さい。

確定申告をする時に準備するもの

1、自治体から発行してくれる「寄付金受領証明書」
2、職場が発行してくれる「源泉徴収票」
3、還付金を受け取る銀行口座の情報や届出印
4、マイナンバーのわかる情報
5、申告する人の印鑑(認印)

ふるさと納税しているサラリーマンが申告する方法で確定申告書に手書きで提出する方法もありますが、上の動画で紹介されているようにネットで書類を作る方が楽だと思います。上の動画の案内に沿って準備をして下さい。書類の準備が出来たらネットで申告する方法と、紙で出力して税務署に提出する方法を選ぶ事が出来ます。

ごはんつぶ
ネット上で申請する時には、環境を整えないといけないから少し面倒かもしれないね。でも、これから確定申告する機会が多いなんて人は、わざわざ税務署に足を運ばなくていいこと考えると、長い目で見れば効率的なこともあるかもしれないよね。

◆ふるさと納税をしたサラリーマンの確定申告方法を徹底網羅!のまとめ

いかがでしたでしょうか。サラリーマンがふるさと納税で確定申告をする方法を説明すると同時に、ふるさと納税の概要も理解してもらえたのではないかと思います。まずは、ワンストップ特例が適用できる人は、そちらを使った方が作業的にはラクだと思います。だけど確定申告せざるを得ない立場の人たちも多いと思うので、その時はしっかり確定申告して、ふるさと納税のメリットを教授していきましょう。

ふるさと納税に関する情報は以下の記事も参考になると思うので、良かったらご覧下さい。

まずは、ふるさと納税で寄付できる金額に上限があることを知っていますか?普通のサラリーマンなら至る所で自動計算のツールが色んなサイトで紹介されています。ただ、個人事業主なんかは自動計算ツールを利用出来ない事が多いので、そもそもどうやって計算するのかを紹介している記事がコチラです。

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2018.05.30