コミュニケーションが苦手な人でも大丈夫!原因を特定して改善する方法

会社設立・独立・起業アドバイザーのごはんつぶです。これまで400件を超える会社設立や起業、さらには採用や社員教育・コーチングのお手伝いをしています。

コミュニケーションって本当に大変です。何が大変ってコミュニケーションが上手に取れないと物事が上手く進んでいかないからです。特に、仕事を進める上でコミュニケーションが苦手で苦痛と感じるようだと致命的に感じますよね。

インターネットの技術が発展して一人で完結できるような仕事が生まれました。でも、そのほとんどは突き詰めていくと人と人が関わらないと始まらないことが多いです。人と人が面と向かって意思疎通することもコミュニケーションですが、メールやチャット、LINEなどを利用してやり取りすることもコミュニケーションの一つです。

この世の中で何かを成し得ようと思えばコミュニケーション能力は必要不可欠です。苦手な人はその原因を特定して、改善したいですよね。私も昔は本当にコミュニケーションが苦手でした。苦手というか人と関わるのが怖かったです。

今ではある程度、コミュニケーションが人並みにはなってきて、仕事や恋愛、人間関係全般がうまくいくようになってきました。何が原因で、どんな点に気をつけたのかを整理してみたので、同じような悩みを抱えている人には役立つ情報ではないかと思います。

この記事でわかること

・コミュニケーションが苦手な原因を突き止めて改善する方法

◆コミュニケーションが苦手な人の特徴とは?

私は社会人としてのキャリアを営業でスタートしました。就職活動を始めた時は自分がコミュニケーションを苦手とは思っていませんでした。得意ではありませんが、普通に人と意思疎通はできると思っていたわけです。

(1)自分の頭の中がゴチャゴチャしていて収拾がつかない

コミュニケーションが苦手という人の話を聞いてみると、「頭の中がゴチャゴチャして収拾がつかない」という声を聞きます。私も同じ状況だったのでよくわかります。

原因は様々だと思うのですが、根っこの部分を見ていくと単純に「勝手にテンパっている」ことが多いです。勝手にテンパっているというのは目の前の人とコミュニケーションしているにも関わらず色んな事を考えすぎてしまい自分の頭の中の会話に耳を傾けすぎてしまうことです。

1、「自分の頭の中の会話」がコミュニケーションが苦手な原因

人は誰でも自分の頭の中の会話を止められないです。本を読んでいても心の中で文字を音読していたり、情景を思い描いては自分の言葉で理解したりしているのではないでしょうか。

人って絶対に瞑想状態でない限り頭の中の言葉を止めることってできないんですよね。人とコミュニケーションを取っている最中にも頭の中の言葉はたくさん出てきます。

「この人の顔なんか怖いな」「今日の夕食何にしよう」「あっ可愛い子がいる」みたいな感じで100%目の前の人の会話に集中していることなんてほとんど無いのではないでしょうか?

2、頭の中の会話に囚われ過ぎると目の前の人とコミュニケーションが取れなくなる

頻度や量にもよりますが、頭の中の会話に比重を多くしすぎると目の前の人が話ているにも関わらず“心ここにあらず”の状態だったり、そういえば何て言いましたっけ?みたいになってしまうのです。

特にコミュニケーションが苦手な人の頭の中の会話は「ちゃんとした事言わないとダメだ!」とか「バカな奴だと思われてはいけない」とか結構シビアで緊張感のある頭の中の会話が繰り広げられているかもしれません。

結果的にそのようなネガティブな頭の中の会話に耳をすませすぎてしまうと、人とコミュニケーションを取るのが苦手となってしまうわけです。

(2)自分に自信が無いので発言するのが怖い

少し「頭の中の会話」にも関係があるのですが、そもそも自分に自信がないという考えが体に染み込んでいる場合もコミュニケーションが苦手という方には多い気がします。

これは形を変えて「人が怖い」とか「人は信用ならない」などの考え方にも変換されることもあるようです。

自分に自信が無いということも、人が怖いも人は信用ならないなども根っこの部分では「人から良く思われたい」という人間の根本的な欲求に根ざしているようです。マズローの欲求五段階説は心理学を勉強している人の中では有名です。

私なりに解釈するとマズローの欲求五段階説も「人から良く思われたい」という欲求を丁寧に整理したものだと思っています。

マズローの欲求五段階説

マズローは人間が持っている欲求を5つの階層に分けて整理しました。最初の欲求が順に満たされていくことで、次の欲求に進むという理屈です。

第一段階は生理的欲求で、食欲とか睡眠欲とか生きるために必要不可欠な欲求です。これが満たされないことには何も始まりませんよね。

第二段階は安全の欲求で、自分の生命の安全や、不安から逃れることです。マズローは生理的欲求と同じぐらい大切だと言っています。

第三段階は所属と愛の欲求で、家族や友達、職場など何かに所属して充実した人間関係の中にいたいという欲求です。

第四段階は承認の欲求で、自分で自分を大事だと思う切り口と、他人から自分が大事だと思われたいといいう切り口での考え方があります。

第五段階は自己実現の欲求で、自分の才能を発揮してなりたいものになると捉えています。さらに超越的な自己実現の欲求という六段階目も存在します。これは至高体験があるかないか、自分を超えて何かの役に立つことを知り、難しいのですが私はそれが自分自身であり、自分自身がそれであるという体験だと理解しています。

・快楽を求めて、危険を避けるという考え方

ジェームス・スキナーさんの書いている『成功の9ステップ』という書籍を読んだ時、人間の行動原則は二つとありました。それが(1)快楽を求めて(2)痛みを避けるという内容です。

確かに一つの事柄に対して、この切り口で考えるとわかりやすいと思いました。先に説明した人間が常に求めているものとして「人から良くみたられたい」という願望があると伝えましたが、この痛みを避けるという考え方を取り入れると「人からダメだと思われることを避ける」という一面もありそうです。

◆コミュニケーションの苦手を克服する方法

コミュニケーションの苦手は絶対に克服できないわけではありません。私が劇的にコミュニケーションが進化したと思えるのは次の二つの方法を理解して実践できたからだと思っています。

(1)目の前の人に集中するセンスを鍛えてコミュニケーションの苦手を克服

一つ目が「目の前の人に集中する」というセンスを鍛えることです。何を言っているのかわからないかもしれませんが、コミュニケーションが苦手という方の理由に頭の中がゴチャゴチャしているというのを思い出してください。

頭の中がゴチャゴチャしている=頭の中の会話に集中してしまっている状態でした。意識を頭の中から、目の前の人に集中するだけのシンプルな方法です。

そんな簡単な事ならコミュニケーションに苦しんでいないと言われそうですが、そもそも自分が頭の中の会話に集中していることすら認識していない人がほとんどですから、まずは「あー、今頭の中の会話に集中してしまって目の前にいる人に心を傾けていなかった」と気づくことが第一歩なんです。

ここに気づくことができれば、あとはあなたのコントロール可能な領域になったということです。「今頭の中に行ってた、よしよし目の前の人に集中しよう」と方向転換ができるはずです。

ただし、一部の人は頭の中の会話にコミュニケーション中に気づけたとしても中々目の前の人に集中できないことがあります。そんな人は次の方法を試してみると良いかもしれません。

(2)気づいていないコミュニケーションの癖に気づく

先の話でコミュニケーションが苦手な人の原因の二つ目として、「人から良く見られたい」もしくは「人からダメだと思われたくない」という考え方が根強く心に張り付いているというお話をしました。

これは色んな「心の言葉」として自分にべったりくっついています。これをコミュニケーションの癖と呼んでいます。

例えば自分に自信の無い人はコミュニケーションの癖として「ダメだと思われている」「価値がないと思われている」みたいな思い込みをしていやすいです。

私も人とコミュニケーションをとるのが恐怖だった理由として、コミュニケーションの癖が「自分には価値がない」と聞いてしまっているわけです。

この癖に気づかないと、ずーっと他人から投げかけられる言葉を自分の中で「自分には価値がない」として聞いてしまいます。

「仕事何やってるの?あー営業の仕事やっているんだ」
「家では自炊しているの?ほぼ毎日外食しているんだね」
「サプリ飲んでいるんだ。腎臓に悪いからほどほどにね」

何気ないこうした会話を私は、自分が責められているとか、自分に価値がないと思われているのではないか?と勝手な変換をして聞いていました。相手はそんな意図はないのに、こちらの勝手な思い込みで、責められているとか自分には価値がないと聞いているので本当にやっかいな癖です。

自分のコミュニケーションの癖に気づくために過去を分析

自分のコミュニケーションの癖がどこから来るかわかりますか?それは過去の出来事からやってきます。

もう忘れているかもしれない、小さな頃に自分のコミュニケーションの癖を決定付ける出来事があったはずです。例えば両親かもしれないし、友達かもしれないし、学校の先生かもしれません。私でいうと保育園の頃のお昼寝の時間に隣の女の子にちょっかいを出していたら、その子が吐いてしまったのです。先生から「全部あんたのせいだからね!」的な事を言われてショックだったのを思い出しました。その時から、自分は価値ある人間でいないといけないという観念が強くなったようで常にコミュニケーションでは自分に価値があると思われているか?という厄介な癖をしがちなわけです。

こんな風に過去をよくよく見ていくと、やっかいな自分のコミュニケーションの癖の原因がわかってきます。

コツはノートに過去のコミュニケーションを決定付けた出来事を書きなぐっていきながら、この時自分はどんな気持ちだった?みたいなツッコミをいれていく方法と、安心して話せる誰かに聞き役になってもらい、深掘りしていく質問を投げかけてもらいながら深めていくとやりやすいと思います。

オススメのノートはこちら

実は文房具が大好きな私ですが、自己分析したりする時にオススメのノートをこちらに紹介しています。「夢や目標を達成するためにオススメのノート一覧」の記事をご覧ください。

3、「コミュニケーションの苦手を克服」まとめ

コミュニケーションが苦手という方は、まずは何が原因なのかを自分なりに特定してみることをおすすめします。

よくわからないけど苦手という状態が何の打ち手も見つけられなくて苦しい要因の一つだからです。

今回は「頭の中の会話がうるさい」「自分に自信がない」という二つの原因を見ていきました。もしかしたら他にも原因があるかもしれません。原因を見つけることができたら、あとは改善するための方法を一つずつ実施すれば良いだけです。

今回紹介した「目の前の人に集中する」とか「コミュニケーションの癖に気づく」というのは自分的にもはっきりと効果が出た方法だったので紹介させてもらいました。

まとめ

・コミュニケーションが苦手な原因の一つに頭の中の会話がある。
・自分の頭の中の会話にあるコミュニケーションの癖を理解する。

<名言>
相手の心を掴むためには、まず相手のことを知り、そこをとば口にしなければならない。自分ではなく、相手のことを言う。これが難攻不落の相手とのコミュニケーションを取る際の基本である。『憂鬱でなければ仕事じゃない(見城徹・藤田晋)』