合同会社を設立する時に必要な代表社員の印鑑証明書の注意点

合同会社を設立する時に必ず代表社員の印鑑証明書が必要です。基本的に3ヶ月以内の印鑑証明書を1通用意すれば良いのですが、株式会社と比べると準備する枚数も違ったりするので混乱しやすいと思います。

改めて合同会社の設立時に代表社員が準備する印鑑証明書の注意点について整理しておきたいと思います。

◆印鑑証明書の基本事項を整理

合同会社設立のために印鑑証明書を必要な通数準備するのはご存知の通りだと思いますが、そもそも印鑑証明書とは何なのか基本事項を整理しておきたいと思います。

印鑑証明書とは

印鑑証明書とは、印鑑の証明書です。そのまんまですね(笑)。例えば、自動車を購入するときや、住まいの賃貸契約を結ぶとき、契約ごとのほとんどに自分の名前を書いた後に印鑑を押しますよね。その時押される印鑑が本当に本人のものなのか確認するための証明書が印鑑証明書なわけです。

印鑑証明書の役割

基本的に印鑑は様々な形や文字の種類でこの世に二つとないものです。これを市区町村に印鑑登録することによって、これはたとえば鈴木さんの印鑑でこれはこういう形をしていますよ、というのを第三者からお墨付きをもらっておくようなものです。登録しておく事で、大事な契約の時の信頼を担保できるんですね。

◆合同会社設立に必要な代表社員の印鑑証明書の注意点

それでは本題に入っていきましょう。合同会社を設立する時の代表社員の印鑑証明書の注意点を一つずつ確認していきます。

1、印鑑証明書は代表社員個人のもの1通だけで大丈夫

まず、合同会社設立時に必要な印鑑証明書は代表社員になる予定の方の分1通だけで大丈夫です。株式会社設立の時なんかは、発起人と取締役が1通ずつ必要みたいなルールがあるので、混乱しやすいのですが合同会社の場合は代表社員分を1通で大丈夫です。他の社員の印鑑証明書も書類作成時に間違いが無いように確認で用意しても良いですが、基本的には提出の義務はありません。

2、印鑑証明書は必ず3ヶ月以内のものを用意する

代表社員の印鑑証明書は必ず3ヶ月以内のものを準備して下さい。会社設立する日を基準に3ヶ月前です。会社設立日ですから、書類を法務局に提出して受け取ってもらう日ですね。

会社設立日について、もっと細かいルールを知りたい人は、会社設立日についてまとめた記事がありますので、参考にしてみて下さい。縁起の良い日なんかも紹介しています。

3、合同会社設立書類への押印は印鑑証明書と同じ実印を使う

合同会社設立の書類を作ったら、次に必要箇所へ代表社員の個人の実印を押印します。その時に必ず印鑑証明書と同じ印鑑を使わなければいけません。たまに、複数の実印を持っている方がいますが、間違えないように注意して下さいね。

◆代表社員の印鑑証明書の準備の仕方

代表社員の印鑑証明書の登録の仕方

まずは、代表社員が自分の印鑑を登録する時の方法を確認しましょう。

(1)個人の印鑑証明書はお住まいの自治体で登録します

たぶん大きな買い物をした事のないほとんどの方は自分の印鑑を登録した事なんか無いと思います。その時は自分で印鑑を用意して各自治体は登録の手続きをしに行く事になります。

(2)印鑑証明書は専用の印鑑を作成しましょう

印鑑証明書を取得するには、まず自分の印鑑をお住まいの役所に印鑑登録しておく必要があります。この印鑑を実印と呼びますが、シャチハタやゴム印などは登録できないようになっています。必ず既製品の印鑑ではなく、ハンコ屋さんに頼んで作成してもらった偽造されにく文字で作られた方が安全かと思います。ちなみに、いつもオススメしているこだわりの印鑑を作れる専門店は以下です。

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(3)印鑑証明書登録時には身分証明書を準備

そして身分証明書を用意しましょう。顔写真やお住まいの住所がわかる必要があるので、運転免許証やパスポートなどになります。実印と身分証明書ができたら、印鑑登録をお住まいの市区町村の役所でできるようになります。

管轄の役所の手続きに従って登録するようにしましょう。印鑑登録カード(印鑑登録証)をもらい、印鑑証明書を取得することができます。

印鑑証明書の取得の仕方

次に登録した印鑑証明書の取得方法を見ましょう。

・管轄の自治体へ申込んで印鑑証明書の取得

自分の住んでいる地域の自治体へ行き印鑑証明書を取得します。印鑑登録時に受け取った印鑑登録証や印鑑登録カードを持参して窓口で申請します。自治体によって若干異なりますが数百円の手数料で印鑑証明書は発行可能です。

・コンビニでも印鑑証明書が取得できる便利な時代になりました

今は住基カードかマイナンバーがあれば、ほとんどの市区町村でコンビニから印鑑証明書を取得できるようになりました、これも自治体によって異なりますが、手数料も数十円から百円ほど安いみたいですね。実際にコンビニでの取得が運用されているかどうかは、事前に確認するようにして下さいね。

◆合同会社の印鑑証明書の準備の仕方

合同会社の印鑑証明書の準備の仕方を見ておきましょう。イメージは個人のものと違いはありませんが、印鑑を登録する先が法務局になります。

合同会社の印鑑証明書の登録の仕方

合同会社でも不動産の契約や法人口座の開設などで、法人の印鑑証明書の提出を求められることがあるかもしれません。そのためにまずは、合同会社の印鑑を登録する流れを確認しておきましょう。

・合同会社の印鑑届出書を作成する

基本的には合同会社設立の手続きをする際に、「印鑑届出書」というものも一緒に作成します。これは、会社の代表印を法務局に登録するための書類です。

ネットで書類の雛形をダウンロードして、該当箇所に記載をすると良いでしょう。

・合同会社の代表印と、代表社員の実印を該当箇所に押印

書類の準備が終わったら、該当箇所に合同会社の代表印と、代表社員の個人の実印を押印します。上の見本にはありませんが、書類の端に念のため捨印も押しておくと良いと思います。その他の合同会社設立と印鑑についてまとめた記事がコチラになりますので、参考になればと思います。

・印鑑届出書を法務局へ提出する

準備した印鑑届出書を法務局へ提出したら合同会社の印鑑の登録は完了です。法務局で登録の手続きが完了(登記完了)まで数日かかるので、それが終わりましたら「合同会社の印鑑カード」を取得して印鑑証明書を手に入れましょう。

◆合同会社を設立する時に必要な代表社員の印鑑証明書の注意点のまとめ

合同会社を設立する時は代表社員の印鑑証明書で3ヶ月以内のものを一通準備すれば大丈夫です。株式会社を設立する時は、発起人になる人、取締役になる人、全員の分を一通ずつ用意するのと比べたらだいぶラクですよね。

合同会社設立の場合と、株式会社設立の場合の印鑑証明書の扱いは間違いやすいので今回の記事で整理しておいて下さいね。

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