「思考は現実化する」の成功哲学を日本一わかりやすく要約した【その1】

ナポレオン・ヒルの歴史的名著「思考は現実化する」をご存知ですか?ビジネスに携わる人であれば一度は目にしたことがあるかもしれません。内容は昔から読み継がれることだけはあってとても充実したものです。

ただ難点を言えば、分量がありすぎて読み応えがありすぎるのと、英語を翻訳しているのでところどころ意味がわかりにくい点でしょうか。そのためこの本が本来持っているメッセージを細胞レベルで落とし込めていないかもしれない・・・。

そんな危惧を抱いたので日本一わかりやすい成功哲学書「思考は現実化する」の内容をまとめてみました。

◆「思考は現実化する」作者のナポレオン・ヒルとは

ナポレオン・ヒルは元々新聞記者でした。それが当時鉄鋼王と呼ばれ大富豪であるアンドリュー・カーネギーの取材をする機会を得ます。そこでなんと三日三晩も二人は話し込み、ナポレオン・ヒルがアンドリュー・カーネギーの培ってきた「成功の哲学」を体系化することになったのです。しかも無報酬で20年間かけて500名もの成功者をインタビューするという過酷な内容でした。

ごはんつぶ
当時の大富豪であり成功者の人と三日三晩も語り尽くすなんてやばいねー。そしてこれまでの成功するノウハウを体系化するなんて今流行りのノウハウ本の先駆けって感じなのかな。でも全く報酬なしで20年間もの時間をかけて形にしようなんて変人だねー。

まぁ変人かもしれないけど結果的に世界一の自己啓発プログラムをつくり、フランクリン・D・ルーズベルト大統領の補佐官にもなったり、やっぱ凄い人だったんです。

ナポレオン・ヒルに成功哲学の道を示したアンドリュー・カーネギー

「思考は現実化する」の著者ナポレオン・ヒルが成功哲学の道を歩むきっかけになったアンドリュー・カーネギーにもちょっとだけ触れておきたいと思います。1835年生まれで、若い頃にこれからは鉄の時代だ!ということで次々と会社を設立し巨万の富を得ます。引退した後は「人間が金を持ったまま死ぬのはとても不名誉なことだ」としてカーネギー・ホールをはじめとして約3000もの公共図書館を、死ぬまでの20年間で寄贈しているのです。

ごはんつぶ
なるほどねー。数多くのものを遺してくれたカーネギーだけど最高のものが成功のノウハウってことだったんだねー。

◆「思考は現実化する」成功哲学から学ぶ目標設定の真髄

それでは成功哲学の基本とされる本の「思考は現実化する」の要点をなるべくわかりやすい言葉で要約していきましょう!

(1)成功哲学「思考は現実化する」で語られる心の力

まずナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」の中では心の力について多く語られます。本当に心から思ったことが実現する・・・この本で語られることの中心はこれに尽きます。

・心から実現したいと思うことを目標にする

「思考は現実化する」の中でも目標設定の大切さについても多く語られています。具体的な目標設定方法の言及は特に無いので、こちらの記事を参考に目標設定をしてもらえればと思いますが、大切なことは「心から実現したいと思うこと」を目標にするってことです。

ごはんつぶ
んだよー!そんなのわかってんだよー!でもそれが出来ないから困ってんだよー!

そうなんです。ナポレオン・ヒルは成功哲学として純粋に当たり前のことを言っているだけなんです。本当に叶えたいと思ったことは叶う。その時の気持ちに少しでも「無理」とか「出来ない」とかの気持ちが混ざれば、そりゃぁ「できない」よねって話なんです。

私の知り合いに凄い人がいまして、絵を描いている人なんですけど自分は何でもやりたいことは実現してきたって凄いことを言っちゃう人です。「どういうこと?」って聞くと、「だって自分は本当にやりたいことしかやってこなかった。」「できるようになって当たり前じゃん。だってやりたいことしかやってないんだもん。」

さらに「資格試験とかで、自分に向いているのかなぁ・・・これで良いのかなぁ・・・って迷っちゃっている人って、100%絶対にやりたいって事じゃないんだよ!人から良く見られたいとか、親に言われてみたいな動機だと思うよ。そんな気持ちで勉強してても、資格試験も通るわけないよ!」

と辛辣な言葉をいただいたことがあります。私に向けて言われた言葉なので、的を射すぎていてショックでした(笑)。でもきっぱり資格試験を諦められたことはとても良かったです。ちょっと話がずれましたが、ポイントは曇りなき純粋な気持ちでこれを実現するんだ!って事を明確に目標設定するってことです。

・本当に実現したいことは子どものような思考回路

本当に実現したいってことを目標にするって事に対してのセンスをつかむためにも、子どもの思考回路を参考にするのがわかりやすいんじゃないのかと思います。「心の力」の凄さを理解しやすいと思います。

小さな子どもって平気でウルトラマンになりたい!とか雲になりたい!とか言っていませんか?大人を笑わそうとして言っているのではなく、子どもは本気でそうなれると信じて言っているんですよね。言っている最中に「なれないかも・・・」なんて微塵も思ってないんです。私たちもそんな時代があったはずなですが、教育や環境やによって「そんなの無理」とか思うようになってしまったんですよね。

・どうすれば心から実現したいと思うことを目標にできるのか

ここまできても、やっぱり目標設定したとしてもどっかで否定的な感情が出たり、あきらめの気持ちが湧いてくる可能性は十分あります。だからこそナポレオン・ヒルは様々な方法でそんな弱気な自分に打ち勝つ方法を紹介してくれます。

その一つが次で紹介する失敗の捉え方についてです。

(2)成功哲学「思考は現実化する」で語られる失敗の捉え方

ナポレオン・ヒルは明確な目標を立てたら、ありとあらゆる行動をとって実現するだけと言います。もちろん挑戦には失敗は必ずあります。今まで誰も成し得ないことに挑戦しようものなら、それに比例した大きな失敗もあるでしょう。でも明確な目標を持っている人なら失敗はあきらめる理由にはならないと言います。

・挑戦をすれば必ず失敗するが諦める理由にはならない

普通の人なら失敗したら落ち込んで、「こんな気持ちは味わいたくないからもうやめよう・・・」ってなります。でも、明確な目標を達成すると決めた人は、「諦めるということをやめる」「目標達成するまでやり続ける」と決めているわけです。諦めないわけですから、失敗なんていうものはエジソンの言葉を借りれば「うまくいかない理由を一つ発見した」にすぎないわけです。

・失敗しても工夫を重ねて改善行動!

注目すべきは「失敗」とはただ「単にうまくいかなかっただけ」と捉える点です。失敗がダメな事とか、失敗が嫌な事とか、失敗する人は価値のない人、なんて意味や解釈は一切ありません。そんな解釈は諦める人が、途中でやめるために失敗にくっつけている解釈なんですね。明確な目標を持って情熱的に取り組む人にとっては、失敗を経てさらに工夫を重ねてよりよい方法を発見するためのきっかけにしかすぎないのです。

ごはんつぶ
スゲー!明確な目標を持った人ってスゲー!普通の人からみたらある意味で凄いバカみたいに映るけどきっと達成したら周りから評価が180度変わるんだろうなー!スゲー!

そういう意味で本当のバカは明確な目標を持って夢に挑戦し続ける人を横目で批評したり、判断したり、否定するような小利口な人たちのことですね。大きな挑戦をすれば、それと同時に大きな失敗も体験するものです。大きな失敗に直面したら、自分は今大きな挑戦の過程にいるってことを気づかせてくれているんです。逆に喜ばしいことなんですよね、きっと。

◆「思考は現実化する」の成功哲学から学ぶ信念の力

ごはんつぶ
たしかに「思考は現実化する」で本当に叶えたいと思ったことはわかるんだけど、まだ言葉遊びみたいな感じで納得できないんだよね。

普通の人はそうなんだよ。普通に生まれて、普通に育てば、なんでもかんでも実現するわけないって思うのは当たり前なんだ。するとできないと少しでも思ってしまえば、それが実現してるみたいな感じでなんか詐欺師の話術にはめられた感じもしますよね。

信念が考えていることを現実化してくれる

本当に叶えたいことを目標にしても、やっぱり「本当に大丈夫かな・・・」とか弱気な自分はよく出てきます。「思考は現実化する」の成功哲学の中では次に揺るぎない信念を持つことが目標達成(想いを現実にすること)に必要だと言っています。この信念は「○○するぞ!」と思う気持ちがスタートです。「○○したい!○○するぞ!」って目標設定ができたらそれを信念になるまで育てていけば良いんです。その方法は次の二つです。

(1)まずは目標を紙に書き出す

現時点で想像できる「目標」を紙に書いてみましょう。本当に叶えたいと思うならお金を○○万円稼ぐ!でも立派な目標です。それをいつも手元で確認できるように紙に書くわけです。

(2)それを繰り返し自分の頭の中にすりこむ

あとは紙に書いた目標を繰り返し頭にするこむのです。本では朝と夜寝る前に読みましょうと書いています。しかも目標達成した様子、欲しいものを手に入れた様子をありありとあたかも手に入れたかのように鮮明にイメージしてくださいと言っています。この鮮明なイメージを簡単にする手助けをしてくれるのが望月俊孝さんが考えた宝地図というツールです。本もたくさん出版しているので参考にしていいかもしれません。

「9割夢が叶う宝地図(望月俊孝)」

深層心理(無意識)のパワーを活用する

「思考は現実化する」の成功哲学の中に深層自己説得という言葉が出てきます。かんたんに要約してしまえば無意識とか潜在意識みたいな感じですね。この潜在意識は良くも悪くも自分の信念に働きかけます。考え方のクセと言えるかもしれません。

信念をプラスに働かせればプラスの結果が出てくるし、信念をマイナスに働かせればマイナスの結果がでます。怖いのは潜在意識に植え込まれた信念は無意識のうちにそちらに働きかけるってことです。

・信念という土壌にプラスの種を蒔く

「私はマイナス思考だから・・・」みたいな人は要注意です。その考え方のクセは元々持っているものではなくて、生まれた後に植えつけられたものをあたかも本当の自分のように扱っているからです。生まれたばかりの赤ちゃんでマイナス思考の赤ちゃんなんて見たことありません。マイナス思考の子ども然りです。もしいたとしたら、両親や周りの大人や環境が植えつけたものなんです。

でも元々そんなマイナスな自分なんていうのが幻想なのだとしたら、プラスとかポジティブな人っていうのも幻想です。じゃあ自分はどちらの幻想を自分に当てはめた方が得か?っていう損得勘定で考えても良いですよね。「あなたの目標はマイナス思考でも達成できますか?」「それともプラス思考の方が達成できますか?」もしプラス思考というのであれば信念は土壌のようなものですから、プラスの種を蒔いてしっかりお水と栄養をあげて育ててあげてください。

・繰り返し繰り返し潜在意識に働きかける

あとは気合です(笑)。すでにお伝えした通り紙に書いた目標を繰り返し繰り返し声に出して読むんです。その時は必ず感情を込めて、絶対に達成することを確信した気持ちで読むのがおすすめです。

◆「思考は現実化する」の成功哲学を日本一わかりやすく要約した【その1】のまとめ

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」に限らず成功哲学書や自己啓発書を読んだあとには行動することを最初にして欲しいです。行動とはもちろんなんでも良いんです。自分にとって、そして周りに対してプラスになるような行動が一つでもできたら大きな成果です。

きっとこの小さな行動が「残りの人生を真に意味あるものにする第一歩」となります。

ちなみに「思考は現実化する(ナポレオン・ヒル)」はこちらで手に入ります。その他に明確な目標設定の仕方はこの本には書かれていませんでした。そこで目標達成について独自のノウハウを体系化した原田隆史さんの本を参考にすると良いと思います。