株式会社設立の申請に必要な書類を徹底解説!

株式会社設立をするためには、申請の書類を準備して登記の手続きをしなければなりません。株式会社設立の内容は現金を資本金にするのか、とか取締役を何人にするのか、監査役を置くのか、取締役会を設置するのかなどで準備する申請の書類は変わってきます。

今回は、一番オーソドックスな取締役会を設置せず、資本金の出資も現金のみの場合の株式会社設立に必要な申請の書類について徹底解説していきたいと思います。

◆株式会社設立のおおまかな流れ

まずは、簡単に株式会社設立のおおまかな流れを確認しておきましょう。基本的な流れや条件をおさえた上で株式会社設立に必要な細かい申請書類の内容をみていきます。

⑴設立する株式会社の基本的な要件を決める。

株式会社設立をする時には、会社の名前をどうするとか、会社の住所はどこにするとか、取締役は誰で、資本金はいくら?というように、その会社の要件をまず決めなければいけません。

⑵決めた株式会社設立の要件に沿って申請のための会社設立書類を準備する。

株式会社設立のための要件が決まったら、次はその内容にそって会社設立を申請するための書類を準備していきます。フォーマットが決まっているので、そお内容に合わせて記入していきましょう。今回は後半でこの書類について解説していきます。

⑶公証役場で定款の認証手続きをする。

株式会社設立を申請するための書類が出来上がったら、次に定款の認証を公証役場で行います。定款は会社の根本ルールを決める大事な書類です。ですから、公証役場から、この書類は間違いなくちゃんとした手続きを踏んで作られた書類である、ということを証明してもらわなくてはならないのですね。

⑷管轄の法務局へ株式会社設立を申請する書類を提出する。

最後に、これまでに作った会社設立の申請をする書類(登記申請書類)を管轄の法務局に提出します。この書類を受け取ってもらった日が会社設立日となるわけですね。

◆株式会社設立の申請で必要な書類一覧

それでは次に実際に株式会社設立の申請に必要な書類について具体的にみていきましょう。多くの書類が必要となる手続きなので、全く概要を知らない人だと、この申請書類を作るのは骨の折れる作業かもしれませんね。

1、登記申請書

登記を申請するための書類です。株式会社設立をするにあたり、こういった内容で申請しますよ、ということが書かれています。また、添付書類にはどういうものがあるのか、などを書く欄などもあり、基本的にはフォーマット通りに記載していただくことで問題はありません。フォーマットはこちら

2、登録免許税の収入印紙を貼ったA4の用紙

これは登録免許税15万円の収入印紙を貼る台紙です。フォーマットにある紙の真ん中に貼るだけです。15万円になる収入印紙の組み合わせなら何でも大丈夫です。ただし、貼った収入印紙には消印はしないようにして下さいね。この用紙を登記申請書の最後のページにしてホッチキス止めして割印を押します。フォーマットはこちら。

3、定款

公証役場で認証の手続きをした定款が必要です。紙の定款の場合はそちらを提出し、電子認証をした定款の場合はそれが入っているCD-Rを提出します。基本的には株式会社設立の要件を決めて、その内容にそって定款のフォーマットを書き換えて下さい。フォーマットはこちらです。

4、発起人決定書

こちらは二種類ほどありまして、フォーマットでは「設立時発行株式に関する発起人の同意書」、「設立時取締役選任及び本店所在地決議書」となっています。発起人が、設立時に会社が出す株の数や誰が持つのかとか、会社の住所がどこなのかを決定するという内容の書類です。フォーマットはこちらにあります。

5、取締役の就任承諾書

設立時にその会社の取締役になる人を決める書類になります。代表取締役になる人は、この就任承諾書と同時に、代表取締役の就任承諾書を作成します。二つの意味を込めた書類を一つにまとめても良いですが、今回はフォーマットに順次て作成するようにした方が間違いは無いと思います。フォーマットはこちら

6、代表取締役の就任承諾書

複数取締役がいる場合には、代表取締役を決める必要があるのですが、その代表取締役を決めるための書類です。フォーマットはこちらにあります。

7、取締役全員の印鑑証明書

法務局に株式会社設立の書類を申請するには、取締役全員の印鑑証明書も添付しておかなければなります。本人の原本で、3ヶ月以内のものでなければいけないのでお気をつけ下さいね。

8、資本金の払込証明書

資本金のお金がちゃんと存在することを証明するための書類です。まだ法人の口座がないので、出資をする人(発起人)の個人の銀行口座に、資本金の額を振り込むようにしてください。発起人が複数人いる場合にはそれぞれの金額を一人の発起人に集約するように振り込むとわかりやすいと思います。ちゃんと割印も忘れずに押して下さいね。フォーマットはこちらにあります。

9、印鑑届出書

これは会社の印鑑証明書を登録するための届出になります。個人でも印鑑証明書があるように、会社にも印鑑証明書があるのですね。そのための書類になりますので、会社の印鑑と、代表取締役の印鑑を押す箇所があります。フォーマットはこちらで確認することができます。

◆株式会社設立の申請に必要な書類を徹底解説!のまとめ

いかがでしたでしょうか。株式会社設立に必要な申請書類は多岐にわたりますので、間違いの無いようにフォーマットを確認しながら慎重に書類作成を進めるようにしましょう。

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