目標を忘れるのは良いこと?悪いこと?目標達成のメカニズムを解明!

お正月には毎年のように一年の目標を立てています。ただ、一ヶ月も経てばすっかり忘れてしまいます。

「あれ?今年の目標って何だっけ?」と目標を忘れることの繰り返し。

目標を達成するには忘れた方が良いというお話もあれば、忘れないように毎日確認した方が良いという声もあります。

目標は忘れる方が良いのか、それとも常に頭の中にあった方が良いのか?目標達成のメカニズムを解き明かすと同時にどちらがお得なのかを明確にしていきたいと思います。

◆王道のプロセスでは目標を忘れるなんてありえない?

まず王道といわれる目標達成のプロセスには「忘れる」なんてことは目標を達成しない理由でしかないと考えられます。

目標達成の王道プロセスについてはこちらの「嫌でも目標達成してしまう究極のプロセス」の記事でも紹介しています。

(1)目標設定をしたら小さなステップを進み続ける

目標を叶えるには、最終的なゴールに向けて小さなゴールを設定した後に行動計画を立て、その通りにタスクを実行していくに限ります。

目標を忘れるとなると最終的なゴールを忘れてしまうことになるとも受け取れます。その時に発生する可能性の高いデメリットが手段と目的が逆転してしまうことです。

・目標を忘れるデメリットは手段と目的が逆転してしまうこと

「家族を幸せにする」という最終目標があるにも関わらず、手段である「仕事を頑張る」という行動がいつの間にか優先順位が高くなってしまう現象です。

家族をないがしろにしてまで「仕事を頑張って」しまったら、最初に設定していた家族を幸せにするという目標が達成できていないという事にいつしか気づけなくなってしまうんですよね。

(2)モチベーションを持続するために日誌を書き続ける

目標達成の世界では有名人の原田隆史さんは、原田メソッドの中でも目標を設定したらジャーナル(日誌)を書いて日々の行動の振り返りをすることを伝えてくれています。

日々の行動は、最終的な目標に紐づくものですから日々の日誌を書くことによって毎日目標に意識を向けているという事にもなるのですね。

私も日々の振り返りをする意図で毎日日誌を書いています。思考と成果を言語化することによって気づきの深さと鋭さが磨き上げられる事を実感しています。

◆目標を忘れることが目標達成の真髄!?

さて、ここで逆の見解も紹介しておきましょう。目標は忘れることで達成しやすくなるという考え方です。

(1)心はゴムひも理論は目標を忘れるのが大事

立花大敬さんをご存知でしょうか。19歳で禅の世界に入り、45歳で高校の先生になった異色のキャリアの持ち主です。

不思議なお話を面白く教えてくれる人でもあり、本もたくさん出版されています。

立花大敬さんのお話の中に「心はゴムひも理論」というものがあります。

イメージの話なのですがゴムひもって伸び縮みしますよね。まずは目標を設定します。目標が定まると場所でいう座標軸が定まります。行き先が定まるという事ですね。

その行き先にゴムひものはじっこをくくりつけるイメージをします。もう片方は自分にくくりつけているイメージです。自分の今の立ち位置と、目標を設定した位置にピーンと張ったゴムひもで結ばれている状態です。

あとは自分がすーっとその場から離れたら、あとはゴムが縮まる力をかりってビヨーンって目標まで自動的に移動してしまいます。このゴムひもの役割をしてくれるのが「心」の特徴ですと立花大敬さんは言います。

自分の立ち位置からすっと離れることが「忘れる」ということらしいのです。つまり目標をしっかりと設定したら後は忘れるだけで自動的に目標が叶ってしまうという理論です。とっても不思議なお話なんですけど、立花さんはこれで様々な目標を奇跡のように叶えているというからすごいですよね。

(2)目標は忘れる前にしっかり心に刻み込む

この心はゴムひも理論を使う時にうまくいかない時って目標がブレていたりして、しっかりと目標の地点に結び付けられていない可能性があります。

目標に対してゴムひも(心)の結びつけ方がゆるゆるの場合ですね。そんな時はしっかりと目標を心に刻むところからスタートすると良いようです。

心に刻むためには、まずは目標を肯定的な言葉にして書くと良いです。年収が1000万円を下回らないようにする!というよりも、年収1000万円以上稼ぐ!という方が効果的です。

それを毎日毎日繰り返し繰り返し、自分の心に刻むように書いていくわけです。すると自分の中で目標がはっきりと存在感を持ってくるようです。後は「心のゴムひも」にまかせて目標までひっぱってもらう。その時に初めて目標を忘れるという事いよってビヨーンと目標まで自動的に運んでもらえるという事のようですね。

(3)目標達成までのシナリオを楽しむ

目標を忘れることで心のゴムひもが自分を目標まで引っ張ってくれる時にその過程を否定的に考えたりダメ出ししない方が良いと立花さんは言います。

立てた目標が思いもかけない方法で達成するかもしれないのに、頭の中で「これは良い、これは悪い」と仕分けてしまったらせっかくの目標までのシナリオが台無しになってしまいます。

ゴムひもが縮んで目標に到達するまでには、一見過酷な状況とか壁だと感じる出来事なかも発生すると思います。そんな時には心のゴムひもが準備してくれているシナリオなんだから前向きに楽しんで、時には気合を入れて向き合うことが大切なんだろうと思います。

◆まとめ

目標を忘れることは、目標達成の方法論では考えられないことだと思いました。調べていくと目標を忘れることで達成するノウハウもあるということを知りビックリです。

目標を忘れることで達成できるとする「心のゴムひも理論」も実は理に叶っていると思っていて、忘れる前段階の条件は目標達成の王道と言われる理論と全く同じなんですよね。

目標をしっかりと明確にする。特に紙に書いて、毎日自分に言い聞かせることなんかは全く同じではないでしょうか。そこから目標を忘れるわけですが、忘れた後にも自分に起きる出来事を前向きに向き合う点なんかも通常の目標達成の手法と似ていると思います。

要は、目標達成のために一つの方法に固執しないということですね。目標達成までの手段や方法は無限にあるわけですから、そこに向かっている上で自分の想像できないような事が起きてもそれで行動を止めないためには効果的だとさえ思います。

今の自分の実力を超えたことを目標に設定するのであれば、今までのやり方やノウハウを超えた行動をしないと到達しないかもしれません。目標を忘れることで既存のやり方やノウハウに固執せずに、目標に向かうまでの出来事に挑戦できる良い方法なのかもしれませんね。

▼心のゴムひも理論が書いてある立花大敬さんの本は「心はゴムひも」という書籍の中で詳しく書かれています。

▼目標を立てたけどやる気が出ない時ってありませんか?そんな時は「目標を立てたけどやる気が出ない時の対処法」という記事があるのでご覧ください。