目標から逆算して今やるべきことを明確にする方法

目標から逆算して今やるべきことを明確にする。簡単なようで意外と難しいこの方法のポイントを整理してみたいと思います。

効果的な目標設定の方法については「仕事の目標が思いつかない時に役立つ魔法の質問」を参考にしてみてください。

◆目標から逆算するために丁寧に目標設定をする方法

まずは目標から逆算して今やるべきことを明確にする方法を理解ために、目標設定のお話をします。

目標設定をしっかりとしておかないと逆算しようにも間違った行動計画に着地してしまう危険性があるからです。

(1)目標設定段階で具体的で期限付きの目標を定める方法

目標は具体的で期限付きで定めると良いでしょう。具体的というのは定性的というより定量的という意味です。

売上を伸ばすというより、100万円売上を伸ばすの方が良いです。さらに100万円売上を伸ばすよりも、10月末までの一ヶ月間で売上を100万円伸ばすの方が良いわけです。

(2)現状と目標のギャップから具体的な課題を抽出する方法

目標を設定すると次に現状とのギャップが明らかになると思います。

たとえば売上を今よりも100万円伸ばすという目標設定をすると、ここでは100万円の売上のギャップという事になります。この100万円を一ヶ月の間にどうやって伸ばすのかがポイントになるわけですね。

一ヶ月の間に100万円を上げる方法は、アイデアだけで言えば手法は無限にあると言えます。

その中でも過去の実績も考慮しながら優先順位の高いものを並べていき行動計画に落とし込むのが理想的な目標から逆算した行動計画だと思います。

一ヶ月の間に100万円を上げるという目標に対して思いつくだけでも「単価を上げる」「販売先を増やす」「購入頻度を増やす」という内容が出てきます。

これらをさらに細分化していくと、数限りなく行動計画が出てくるのがイメージできると思います。

◆目標から逆算した行動計画を愚直にPDCAを回す方法

目標と現状のギャップからおぼろげながら目標から逆算した行動計画が星の数ほど出てくる様子がイメージできたと思います。

そこで出てきた行動計画は優先順位を明確にして行動へと落とし込む必要が出てきます。

(1)目標から逆算して課題を行動目標へ落とし込む方法

上の例でいくと例えば売上100万円を上げるために大枠の課題として「単価を上げる」「販売先を増やす」「購入頻度を増やす」という三つが出てきて、これらを細分化すると数限りなく出てくると伝えました。

この数限りなく出てくるものを思いつくままに紙に書き出してしまいましょう。

例えば「単価を上げる」という大枠について、どうやって単価を上げるのか?と考えると、「購入してもらったお客様に追加提案をする」「上司に同行してもらい先方にも上位役職者に出てもらう」「提案書を充実させる」「松竹梅の提案書を作成する」「新しい商品・サービスを作り出す」などなど色々と出てくると思います。

とはいえ、書いていけばある程度アイデアは出し切れるとおもいます。それを並べて時間と費用はかからないけど、効果がありそうなものから順に並べていきます。

自分がやりたいかどうかではなく、あくまでも基準は時間と費用が最小限で、効果が最大化するものという軸で考えて優先順位をつけましょう。

ある程度優先順位が着いたら、一ヶ月後の期限までのスケジュールに全て落とし込みます。出したアイデア全てスケジュールに入れる事ができるかもしれないし、スケジュールが全て入らないかもしれません。

とにかく時間軸に落とし込んで自分がどこまで行動できるのか可視化しておくというのが大事です。

こちらの「手帳術を極めればかるがる目標達成も可能!おすすめ手帳3選!」の記事も参考にしてみてください。

(2)目標から逆算した行動の振り返りが大切

最後に立てた行動計画を実際に実行してみて振り返りをすることが何よりも大事です。

あくまでもその時点で立てた行動計画は仮説です。こうなったら良いなという妄想レベルのアイデアの可能性だってあります。

実際に行動をしてみると、色んな改善点が見えてきます。それを毎日振り返りする事による微調整を加えながら、必要に応じてそもそも大枠での計画を根本から変えた方が良いという判断になるかもしれません。

それは実際の経験から判断された生きた仮説です。これから先ずっと役に立つ経験ですから、非常に貴重な情報だと思ってください。

そうしたノウハウや経験、方法論を経験として積み重ねていくことでブラッシュアップされていくわけです。結果的に課題設定や行動計画への落とし込みも、非常に精度の高いものになるはずです。

誰でも経験が浅い内は行動の精度も粗くて当然です。最高の準備ができるまで時間をかけるよりも、ある程度の準備ができたら実際に行動をして振り返りをしながら改善行動を取っていく方が経験値はたまりやすいと思います。

目標から逆算して今やるべき行動をとる方法論としては、このような流れでスピード感を持って行ってみることをおすすめします。

◆まとめ

目標から逆算して今やるべきことを明確にしていく方法はオススメです。逆の手法として今できることから始めていき目標へと向かう手法もあります。

結局のところどちらが良いかは自分に向き不向きで判断するべきです。どちらにせよ、人間は易きに流れる性質を持っているので、今できることから始めるという手法だと、自分がやりたい事を優先的に行動してしまうケースが多いようです。

だからこそ、目標から逆算して行動計画に落とし込むことが大切だと言われているわけですが、これも今やるべきことが明確になったからこそ、それをやり切る胆力が必要となるわけですね。

今やるべきことが後ろ倒しにならないように、日々の振り返りは必ず行い、常に現状と目標の距離感を把握しておくようにしましょう。

▼ロジカルに目標設定から現状を把握して行動計画に落とし込んでいく方法については「目標と現状のギャップを明確に把握して目標達成を加速させる!」という記事にも詳しいので、お手すきのときにでもご覧ください。