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個人事業主は銀行口座を使い分けよう!屋号入りの事業用口座とプライベート用の口座でお金の管理をシンプルに!

個人事業主として仕事をスタートするときに、売上が振り込まれたり、支払いをするための銀行口座が必要です。

もちろんプライベートで使っている銀行口座でも大丈夫。でも事業用のお金と私用のお金がグチャグチャになってわかりづらいという声を聞きます。

知り合いの個人事業主は、プライベートで使う銀行口座と事業で使う銀行口座を上手に使い分けていました。

そして今は屋号付きの銀行口座も解説できるので、うまく活用してわかりやすいお金の管理をしたいですね。

この記事でわかること

・事業用の口座と私用の口座を分ける方法やメリット・デメリット。
・屋号付きの銀行口座を開設する手続き。

目次

◆個人事業主なら屋号付きの銀行口座を作るのがオススメ

個人事業主であれば、お金の出入りで使う銀行口座はプライベート用と一緒でもいいし、別々に分けても大丈夫です。

事業用の口座を準備するメリットやデメリット、屋号付きの口座を作る方法について確認しましょう。

(1)個人事業主は屋号付きの銀行口座を作れる!

屋号というのは、個人事業主の看板の名前みたいなものです。●●屋さんみたいなイメージですね。

たとえば私が「起業をめぐる冒険」という屋号で開業をした個人事業主だとします。そうすると銀行口座の名義人を「起業をめぐる冒険 ごはんつぶ」というかたちで作ることができるのです。

屋号を付けなくても、個人の名前で開設した銀行口座を事業用口座として利用して全然大丈夫です。屋号を付けるかどうかは、好みやわかりやすさの問題だと思います。

(2)「個人事業用の口座」と「プライベート用の口座」を分けるメリット

個人事業用の銀行口座と、私用口座を分けることをおススメしています。一番のメリットは管理がラクだから。

1、銀行口座を分けて管理することで経理処理の管理がラク

事業用と私用が混在してしまうと、通帳に入出金があってもいちいち確認しないといけません。身に覚えがない出金があったら、調べるのは面倒です。

これが事業用の銀行とプライベート用の銀行で分けていたら、記憶をたどるのが簡単になるはずです。

ただでさえ、個人事業主はお金の管理が難しいです。売上から経費を差し引いた残りの金額が、ある程度自由に使える金額ですが、これは税金を計算に入れていません。

気を付けたいのが、通帳に残っているお金を自由に使い過ぎて、いざ確定申告で税金が明確になったら支払うお金が残っていないなんて状態は悲惨です。もし消費税の納税があるようなら残酷すぎて何も言えないです。

個人事業主にはお給料のような概念はない

サラリーマン時代のあった人には、わかりづらいのですが個人事業主には毎月をお給料を払う概念はありません。

そこで事業用の口座から毎月最低限の生活費を、個人用の口座に移すことでお金の管理をしやすく工夫している人もいます。

毎月利益が50万円出ていたとしても、税金はまだ納めていないので最低限の生活費である20万円を毎月おろしている感じです。

2、クラウド会計と紐づけて確定申告までの処理を簡単にできる

事業専用の銀行口座があれば、今話題のクラウド会計の紐づけることによって経理処理がさらにラクになるはずです。

通帳の情報はネットサービスを通じて自動的に処理してくれたり、レシートの写真を撮って自動的に金額などを読み取ってくれる。こんな魔法のような機能がついた会計ソフトがあったらわざわざ事務スタッフを雇ったり、税理士への依頼する必要もなさそうです。

そんな夢のようなお話を叶えてくれるのがクラウド会計freeeです。

混在している口座でもできなくは無いのですが、設定や割り振りが少し面倒臭いです。

(3)「個人事業用の口座」と「プライベート用の口座」を分けるデメリット

銀行口座を分けるデメリットをあえて考えるとしたら、事業スタートしたばかりだとスグに事業用口座の資金が枯渇してしまうかもしれないということです。

毎月の売上よりも、出ていく経費の方が多かったら赤字ですよね。事業用口座に足りていなければ、その都度、私用の口座から資金を注入しなくてはいけない手間が考えられます。

最初のうちに事業用に使える資金を、個人事業用の口座に置いておくなどの工夫のしようはあると思います。

◆屋号付き事業用口座を作るときの工夫点

屋号付きの事業用口座を作るときの工夫点について整理しておきましょう。

ちなみに個人事業専用で使う口座は、必ずしも屋号を付けておかないといけないわけではありません。

(1)個人事業主はどこの銀行で事業用口座を作ると良い?

個人事業用の口座は、都市銀行でも、地方銀行でも、信用金庫、信用組合どこでも大丈夫です。使い勝手の良いネット銀行を事業用に使っている人もいます。

屋号を付けるときには、事前に対象になる銀行支店に何が必用か確認をしておきましょう。

屋号付き銀行口座を開設するときに一般的に必要とされるもの

・本人確認書類(運転免許証とか、マイナンバーカード)

・税務署に出した開業届(控えでOK)

・事業用に使っている個人の印鑑

・屋号がわかる資料(名刺やHP、公的機関に提出している情報)

(2)もしもの時のためにネット銀行の口座はあると便利

個人事業を始めるのであれば、ネット銀行の口座は最初使わなかったとしても持っておくと便利だと思います。

事業用の口座を複数持っておくことによって、使い分けをしやすくなります。たとえば売上が入金される専用の口座を信用金庫の口座にしておき、振り込み用の口座としてネット銀行を利用する感じです。

振込手数料は圧倒的にネット銀行の方が安いので、毎月多くの振込みがあったり、従業員給与の振込みが多い場合は効果的です。

比較的カンタンに口座開設できて、早めに対応してくれるGMOあおぞらネット銀行はおススメです。

(3)個人事業で使うクレジットカードを準備しておく

クレジットカードも個人事業で使う分と、プライベートで使う分を分けておくと管理が簡単になります。

これもクラウド型の会計ソフトに紐づければ自動的にクレジットカードでの入出金を記帳してくれたりします。

◆「事業用の屋号付き口座と私用口座を分ける」まとめ

銀行口座は必ず分けて管理しなきゃいけないものではありません。一人で事業を行っている人は、事務作業をいかに効率的に処理するかが大切です。

その時に、プライベート用と事業用を分けて管理することで、簡単に管理ができるということです。

個人事業主が銀行口座を作るときには、屋号付きの口座を作ることもできますので、好みによって判断してもらえればと思います。

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