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これでダメなら諦めろ!起業時に銀行から資金を100%借りる方法

起業時によく耳にする「経営に必要なものは人、物、金・・・」。確かにその通りだと思いまう。特に資金のところなんか、一朝一夕に何とかなるものでないから困ります。

だけど、前向きに考えるのであれば、起業時だからこそ集められる資金調達方法もあります。それが創業融資や制度融資と呼ばれるものです。

こうした銀行を始めとする金融機関から融資を受けて資金調達を成功させるには準備が大切。圧倒的で徹底的な準備は、起業家の持つべきマインドの一つだと考えています。

今回は資金繰りに頭を悩ませている起業家のために、起業時の銀行から資金調達を100%成功させる方法を調べてみました。

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目次

◆起業時の資金調達のために銀行から受けれる融資制度は二種類

一つ目:日本政策金融公庫の創業融資

過去の実績がない起業時のビジネスは銀行からの融資を受けて資金調達するには高い壁があります。そこで力になってくれるのが日本政策金融公庫の創業融資の仕組みです。

日本政策金融公庫は国が100%株を持っている、国の管理している銀行のようなものです。ですから利益優先というよりも、どうやって日本の経営者を支援するのか、起業家の助けになるのかが大切なんです。そんなわけで、創業したばかりの起業家向けの資金調達プランが充実しているわけですね。

起業時の資金調達の一つ目はこの日本政策金融公庫の創業融資制度に申し込むことです。

二つ目:市区町村の支援を受けて民間の銀行などから申し込む制度融資

先に民間の銀行を始めとした金融機関は創業時の起業家に資金の援助をしてくれないというお話をしました。

ただし、例外が一つだけあって保証協会という機関がもしもの事があったら返せなくなった資金の面倒を見ますよ!とお墨付きをもらえば民間の銀行でも融資を受けれる可能性があるわけです。

そして、こうした民間の銀行などから保証協会付きで融資を受ける時に、会社や事業の存在する地域の行政機関が支援してくれる事がほとんどです。それらを利用することをまとめて制度融資と言っているわけですね。

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◆起業時に銀行からの融資による資金調達を100%成功させる方法

1、自己資金は多ければ多いほど良い

自己資金は起業に際して自分で準備できるお金です。しかも事業のためり利用できるお金。これが信用の低い創業したばかりの起業家が融資を受ける一つ目の壁です。

・公庫の創業融資でも銀行を利用した制度融資でも自己資金が必要

起業したばかりの人向けの創業融資も制度融資も自己資金がないと始まりません。

公庫はHPだと融資する金額の10分の1の自己資金を用意してくれと言っていますが、実際のところ融資金額の3分の1から2分の1あった方が確実ですし、多ければ多い程有利に働くのは言うまでもありません。

制度融資は、各自治体で設定する要件があり、自己資金がどれぐらい必要かはまちまちですが、ほとんどが融資金額の半分の自己資金が必要としているところが多いでしょうか。

・自己資金はコツコツ貯める

自己資金があるかどうかを銀行側はどうやって確かめるかというと、貯金している通帳を見せてくれと言ってきます。プライベートな情報が駄々洩れになるので、恥ずかしいのですが仕方がないです。

実際の通帳を見て、どうやって自己資金を貯めてきたのか、怪しいお金の動きが無いかをチェックします。毎月給与の中から少しずつお金を貯めている人を銀行側は評価する傾向にあると思います。コツコツ貯める能力のある人が、コツコツ返済する能力があると考えているのかもしれません。

・人から借りたお金は自己資金には出来ない

自己資金というぐらいですから、他人から借りたお金は自己資金には出来ません。ましてやカードローンなんかで借金して作ったお金は完璧NGです。通帳の提出を求めるわけですから見せ金なんかは銀行側はすぐに見抜いてしまいます。

親から借りたとか、友達から借りたなんて資金は銀行側は返すべきお金とみなしています。

もらったから返す必要ないなんて話になると、もらった事を証明する必要があったり何かと大変です。そもそも、一人の人から年間で110万円以上もらうと贈与税の対象になるので気をつけておきたいところです。

2、申し込む時の損益シミュレーションは二種類出す!

・本当にその金額が必要なんですか?

起業したての人が資金調達のための銀行等からの融資を絶対成功させるために次にやることは、本当に必要な金額をはじき出すことです。

性格にもよるんですが、新しく色々と準備しようと思うと新品とかデザインで気に入ったものとか、とかく選びがちなんです。

でも、それって本当に新品じゃないといけませんか?中古やもっと安いもので代用できない?そのような切り口からできるだけ必要資金を最小限まで抑えられる工夫が出来るかどうかを模索してみて下さい。

・銀行に融資を申し込む時は二種類以上のシミュレーションを出しておく

融資による資金調達を成功させるためには、考えられる限りのリスクヘッジをしておきたいですね。

その一つが相手の考えに合わせていくつか資金繰りのシミュレーションを二種類以上立てておくことです。一つは自分の希望額の満額を想定したシミュレーションで、もう一つは最低限でも事業が運営できることを証明するパターンのシミュレーションです。

そうする事によって銀行等の金融機関側が、満額は融資できないけどこれぐらいの金額なら融資出来るという場合に相手を納得させる材料になるはずです。

3、面談時は万全の準備をして臨む!

・見た目はもちろん大事

面談はプレゼンの場です。相手の印象は資料や話す内容だけではなくて見た目も大切な要素になります。人は見た目が9割なんて言いますもんね。

できればスーツなどの格好が理想的ですが、そうでなくても清潔感や誠実さ、真面目さなどの良い印象を与える見た目になるよう最新の注意を払いましょう。

・わかりやすい言葉で話す

特に自分のビジネスモデルを伝える時は、自分からしてみたら当たり前の事ですが相手は素人です。

相手が色んなビジネスモデルに触れているであろう銀行を始め金融機関に勤めている人だからといっても、相手を素人だと思って丁寧にわかりやすい言葉で話すようにしましょう。

・自分の言葉で話す

面談の時は全ての一挙手一投足が相手から評価されていると考えなくてはいけません。

どんなにタドタドしくても、つっかえたとしても自分の言葉で自分の事業のこと、数字のことを伝えられなくてはなりません。

だからこそ、金融機関に提出する資料も専門家に丸投げはしない方が良いと思います。アドバイスはもらえど、自分が作るという気概が必要です。そうすれば、事業の良さや数字についても自分の言葉で話ができるはずです。

4、銀行員の立場に立って考える!

・融資が決まるまでの流れをイメージ

融資が決まるには面談を担当してくれる担当者が、その時に提出した資料や面談内容で稟議書を作ります。そして、その情報によって上司や支店長が判断します。

・自分がいなくても最高のプレゼンをしてくれる資料を作る

担当者が上司に稟議を上げるという事は自分が面談した担当者の手を離れて資料だけで判断されるという事です。

だからこそ、こちらで作る資料は自分がいなくても最高のプレゼンをしてくれる資料である必要があります。わかりやすくて、納得性が高いものを作りましょう。

・担当者を最高の味方につける

よく融資は銀行などの金融機関の担当者の質によるとも言われてしまいます。こちら側は担当者を選ぶ事ができませんので、どんな担当者でも最高の味方になるように意識をして下さい。

こればかりは、やり方というより起業家自身のあり方の問題が大きいです。自分の言葉で、自分の事業への熱い思いを本気になって伝えて下さい。

5、添付資料を工夫して勝つ

・プロフィールを充実させる

融資による資金調達で一番大切なのが起業家のプロフィール、特に経歴です。

起業当初はその事業の実績が無いためほとんどが自己資金と起業家の信用によって判断されます。起業家の信用は何で判断されるかと言えばプロフィールや経歴です。

過去の経歴には、ただ何をしただけ書くのではなく経営者としての資質が磨かれた経験や実績をわかりやすく書きましょう。

・創業の動機

起業家がなぜその事業を始めようと思ったのか。そこには必ずストーリーがあります。これを創業の動機としてまとめましょう。

そのストーリーが共感性が高く、事業をやりとげる理由があるか、起業家の人となりなど金融機関側が融資を判断するポイントになります。

・ポイントが一目でわかる一枚にまとめた用紙

ビジネスモデルが一目でわかるように紙に一枚でまとめられる工夫をしましょう。「ターゲットは誰か」「自分の事業の独自性は」「競合はどういう特徴がある」なんて事を考えれば俗に言う3C分析が完了です。

どのように販売するのか販売チャネルをどうするのかとか、仕入れがどうなっているのか、協力者はいるのか、強みは何か、脅威は何かなどを一枚にシンプルにわかりやすくまとめるとプレゼンの時に役に立ちます。

6、売上が立つ証拠を全て揃える

・仮契約書、仮申込書を準備する

もしすでに見込み顧客がいて、事業が始まる前に仮契約書や仮申込書を交わせるのであれば、それを用意しておきましょう。銀行等の金融機関が絵に描いた計画だけでなく、実際に事業の売上が立つのかどうかを重要視するわけなので、こうした書類には大きな力があります。

・購入や申し込みを約束しくれる声を集める

仮契約書や仮申込書を集められない場合であっても、購入を約束してくれるアンケートやメールでの連絡など見込み顧客からの言質をとっておくと良いでしょう。

・その他、売上が上がる証拠を全て準備

それ以外でも、なぜ売上が上がるのか理由を集められるだけ集めて下さい。店舗型のビジネスであれば人通りの多さなのか、宣伝の工夫なのか、ブランディングによる効果なのか、仮説が現実性を帯びるような理由を集めて下さい。

◆これでダメなら諦めろ!起業時に銀行から資金を100%借りる方法、のまとめ

いかがでしたでしょうか。起業時に銀行から資金調達するための工夫点をまとめてみました。比較的簡単に出来るものから、売上の証拠となる情報を集める事や、自己資金をなるべく多く集めるなど、簡単にはいかない事も多々あるかと思います。

とにかく起業時が融資を受けるための一回目のチャンスだからこそ万全の準備をして融資に臨んで下さい。

起業時の融資における資金調達を成功させるポイントをさらに紹介した「【決定版】起業時の融資による資金調達を成功させる7つのポイント」も合わせてお読み下さい。

 

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