カフェの開業に役立つ資格は?調理師免許の資格は必要?アルコールは扱っても大丈夫ですか?

誰もが一度は夢見るかと思われるカフェの開業。でも、カフェの開業っていろいろ資格とか必要で大変なんじゃないの?なんて感じがしますよね。

そこでカフェの開業にあたってどんな資格や条件が必要なのか、調理師免許なんか必要じゃいの?アルコールは?みたいな疑問に答えるべく、調査してみました。

詳しくみていくと、どんなカフェを開くのかアルコールを出すのかどうか、深夜も営業するのかどうか、によって条件が変わってくるようなので、詳しく見ていくことにしましょう。

◆カフェを開業するために必要な資格や許認可はあるの?

まずはカフェを開業する場合に必要な条件を一つずつ確認していくことにしましょう。

カフェ開業のために最低限必要な資格

・食品衛生責任者

カフェを開業するにはまず食品衛生責任者という資格を取っておきましょう。これは、保健所で行う1日の講習を受ければ取得できる資格です。食品を扱って営業を行うのであれば、必ず取得しておかなければいけないんですね。人の体の中に入る食品ですので、衛生的に問題がないように管理する責任者を置くことで食中毒などの問題を未然に防ごうというようなものです。

・防火管理者

お店の収容人数が30名を超えるようであれば、防火管理者の資格を取得しおかなければいけません。これは、たくさんの人が入るスペースで火災による被害を防止するための資格です。

カフェを開業するために保健所に許可をもらう

・純粋にカフェだけやるなら喫茶店営業の許可

カフェの開業をするには保健所に行って手続きをしなければいけません。純粋にカフェだけやるのであれば、喫茶店営業の許可をもらえば大丈夫です。飲み物を中心として簡単なスイーツを出す程度であれば喫茶店営業なんですね。ただ、アルコールやお酒をお店で出すとなると話が変わります。

・アルコールを出すなら飲食店営業の許可

実は、喫茶店営業の許可だけだと、アルコールを出す事ができないんですね。そのため、アルコールを出す場合は飲食店営業の許可の方をもらわなければなりません。カフェもやるし、アルコールも出すし、というのであれば最初のうちから飲食店営業の許可をもらうようにしましょうね。また、ランチやディナーという形で調理を中心して食事を出す時にも喫茶店営業だとダメなので、飲食店営業の許可を出すようにしましょう。

カフェ開業に調理師免許は必要ない?

カフェの開業をするにあたり、調理師免許は必要ないです。えっ!?カフェでも調理した料理を出すんだけど必要ないんですか?と言われそうですが、特別な場合をのぞいて、飲食店やカフェを開業する時は調理師免許は必要ないんですね。

特別な場合というのは例えばフグを出すお店を開業するとかの場合は調理師免許が必要だったりするのですが、基本的には飲食店やカフェの開業には調理師免許はいらないんです。

深夜にお酒やアルコールを扱う時は要注意!

深夜にお酒やアルコールを提供する場合には、「深夜酒類提供飲食店営業」を警察署へ届出ないといけません。これはバーとか居酒屋のようなお酒やアルコールをメインに提供するお店が対象となります。ですので、昼間はカフェで夜はバーを・・・みたいに考えている人は深夜酒類提供飲食店営業を警察署へ届け出ることを覚えておいて下さい。ちなみに、ラーメン屋さんや、レストランだと食事がメインという事で深夜酒類提供飲食店営業の届出は出さなくて良いらしいです。

カフェじゃないけど女の子のお店を開業する時の注意点

少し話が横道にそれちゃいますが、せっかくなんで飲食店の中でも女の子が接客するお店を開業する時の注意点だけ簡単に説明を加えておきますね。

・スナックやキャバクラを開業するなら風俗営業許可

もしスナックやキャバクラなど女の子が隣に座って営業をするようなお店には別で風俗営業許可を警察から受けないといけません。ただ、スナックやキャバクラなどの風俗営業許可を受けて開業するようなお店は深夜0時以降の営業をする事ができません。

・カウンター越しに女の子のいるガールズバーは大丈夫

なぜかカウンター越しに女の子が接客してくれるガールズバーの場合は風俗営業許可はいらないようです。女の子が隣に座ってお酒を作るか、カウンター越しにお酒を作るかで大した差はないと思いますが、必要な許可や営業できる時間帯が変わるんですね。

◆カフェや飲食店で持っていると便利な資格

次にカフェや飲食店を開業するにあたり、持っていると便利な資格を見ておきましょう。食事やアルコールやコーヒーを出すのに便利な資格も色々とあるようです。

コーヒーに関する資格

コーヒーに関する資格は数多くの資格がありますが、これがあればカフェや飲食店の開業に万全というものは無いので自分の趣味や嗜好に合ったものを選ぶと良いでしょう。

・コーヒーコーディネーター

コーヒー豆の知識から焙煎・抽出方法などコーヒーの基本的な知識を身につける事ができます。通信講座などで勉強すれば修了証を受ける事ができます。

・UCCドリップマスター

UCCの提供するカリキュラムを通信講座で受講する事によって取得できる資格です。合計三回の添削問題を受けて基準の点数を獲得できれば、UCCドリップマスターという資格を取得できます。

・コーヒーマイスター

日本スペシャルコーヒー協会が主催するコーヒーマイスター養成講座を終了して、試験に合格すると取得できる資格です。

・コーヒーインストラクター検定

全日本コーヒー商工組合連合会で実施するコーヒーに関する資格です。国内で初めてのコーヒーに関する資格のようです。コーヒーの正しい知識や鑑定に関する資格のようで、資格のレベルを上げていくとコーヒー鑑定士の資格を取得できるようです。ただし、コーヒー鑑定士の資格は合格率が5%ぐらいなのでかなりの勉強が必要かもしれません。

・JBA認定バリスタライセンス

日本バリスタ協会による資格です。JBA認定の専門学校やカフェでの経験が無いと受験資格がないので、資格としても難易度が高いものになります。本格的にコーヒーの事を本腰入れて学びたい方向けの資格ですね。お金も時間もかかるので、ハードルは高いと言えます。

お酒・アルコールに関係する資格

・ソムリエ

フランスやイタリアでは国家資格となっているようです。国や文化で資格の立ち位置が変わるのも面白いですね。日本では民間の団体が認定したワインの知識や実務経験が一定のレベルを超える人に対して与えられる資格です。

・利酒師

利酒師とは日本酒の総合的な知識をベースにした資格です。対象となる人は幅広く、日本酒好きの人から仕事として飲食業の方が取得している資格です。

◆カフェの開業に役立つ資格は?調理師免許の資格は必要?アルコールは扱っても大丈夫ですか?のまとめ

基本的には、カフェの開業にはこれといった資格は必要ないようです。アルコールを出したり食べ物を出したりする場合も調理師免許がなくても大丈夫という事でした。

それよりも保健所へカフェ開業の許可を得るにあたり、飲み物主体であれば喫茶店営業の許可を受けますが、これだとアルコールを出す事ができません。食事主体だったりアルコールを出すのであれば飲食店営業の許可を取るようにしましょう。

その上で衛生管理責任者と規模によっては防火管理者が必要になってきますので、カフェ開業前には準備しておく事が必要ですね。

具体的にカフェを開業したいという方は、こちらの「カフェを開業する時の資金の目安は?カフェ開業のイロハを徹底調査!」の記事をご覧下さい。