1円起業を成功させるために知っておきたい3つのポイント

資本金を1円からでも会社設立ができるようになって、自分のビジネスを始めることがとても身近に感じられるようになりました。とはいえ、今の時代では中小企業の会社の生存率は10%にも満たないと言われています。10社の新しい会社が立ち上がっても10年後に残るのは1社あるかないかという厳しい状態なわけです。1円起業をするのであればなおさら、そうした倒産という厳しい現実にさらされる機会だって多いかもしれません。そうした1円起業の会社が生き残っていくために、どんな点に注意すればいいのでしょうか?

そこで今回は1円起業を成功させるために知っておいた方がいいことを3つのポイントにまとめておきました。

◆1円起業について考える

1円起業は何を指しているかというと、ここでは資本金1円で会社を設立することを意味しています。会社をつくるための法律が変わり、ハードルが大分低くなりました。ただし、株式会社設立にしても、合同会社設立にしても法務局で手続きをするのにもお金がかかりますし、その他でも設立するのに色んなお金がかかりますので、実質的にすべてを1万円で会社設立ができるのは不可能です。1円起業という言葉の響きで勘違いされやすいですが、この点だけは注意しておきたいところですね。また、1円起業ということは資本金が1円ということもあり、会社自身の信頼が低くなりがちだったり、銀行口座がつくりにくかったり、資金繰りが厳しくなりがちだったりと、たくさんの壁にぶち当たることが多いかもしれません。そこで、次から紹介していく、1円起業を成功させる3つのポイントが役に立てばと思っています。

◆1円起業を成功させる3つのポイント

1円起業を成功させる:①応援者を集める

まず何より大切なことが、自分が立ち上げる事業の応援者を集めるということです。どんな仕事でも、この応援してくれる人が多くなるかどうかで、そのビジネスの成功の度合いが変わります。何も自分の商品やサービスを買ってくれるお客様だけが成功者というわけではありません。時には厳しい助言やアドバイスを言ってくれる人や、困ったり悩んだりしている時にそっと手を差し伸べてくれる人、自分の商品やサービスを様々なところで紹介してくれる人、自分を応援してくれる人をどれだけ多いかが成功のポイントになります。そして、これは何かノウハウがあるわけでもなく、正にその人がこれまで人に何をしてきたかという生き様が現れるところでもあります。

1円起業を成功させる:②資金繰り計画を立てておく

1円起業の何よりのネックは資本金が少ないことによる事業の継続性が弱いところです。会社は生き物ですので、お金という血液がないことには活動できません。だからこそ、少なくても1年から3年は見越した資金繰りの計画を立てておく必要があります。完璧なものでなくて構いません。その都度その都度、微調整を重ねてブラッシュアップさせていけばいいので、まずは売上がどのタイミングでどれぐらい入ってくるのか、月ごとのでて行くお金がどの程度なのか表を作ってみましょう。すると、どこかでお金が足りない時期があるかもしれません。そうすれば資本金を増やすのか、どこかからお金を増やすの準備ができます。行き当たりばったりで事業をしてしまうことほど怖いことはありません。

1円起業を成功させる:③「何のために」を忘れない

事業を始めた頃の情熱をその後ずっと燃やし続けることができますか?人間は、自分を律しないことには易きに流れやすい生き物です。だからこそ、事業を継続するために、どんな壁も乗り越えられるように、そんなことをものともしないエネルギーが必要なのだと思います。それを支えてくれるのが「何のためにこのビジネスをスタートさせたのか」という原点に立ち返る力と、今していること一つ一つに「プラスの意味を創造する力」だと思っています。ある経営者は食事をすることも、お客様の役にたつために自分が元気でなくてはならない、そのために食事をするのだとさえ言っています。常に「何のために」かを胸に刻んでおく必要があります。

◆1円起業を成功させるために知っておきたい3つのポイント、のまとめ

1円起業を成功させるポイント、いかがでしたでしょうか。1円起業とはいえ、世の中に一つの会社が生まれて、新しい商品やサービスが提供されるということは、一歩世の中が良くなる方向に進んでいるのと同じだと考えています。人に損をさせて自分だけが儲かれば良いというビジネスはそれはもう詐欺ですからね。当たり前のことですが、人に喜ばれて、その喜ばれた総数がお金となって自分たちの会社の売上につながるわけです。だからこそ、1円起業というかたちで、ある意味で誰もが自分の会社を立ち上げやすくなったからこそ、しっかりと胸に刻んでいてほしい3つのポイントをまとめさせていただきました。少しでも事業の役に立てれば幸いです。

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