これから目標を立てる人たちは、いろんな意見を参考にして自分にとって最高の目標を立てたいと考えていると思います。
その裏側には「絶対に失敗したくない」とか「人から良く見られたい」とか「悪く見られることを避けたい」とか色んな思惑が渦巻いているはずなんですね。
そんな束縛から解放されつつ、自由にワクワクとした目標設定ができると気持ちがいいです。そのためにも、目標を立てる時に参考にしたい具体的な例を集めてみました。
◆営業職の目標の立て方と具体的な例
それでは職種別の目標を具体的な例で見ていくことにしましょう。まずはイメージがしやすそうな営業職からです。
(1)営業の仕事とは
営業の仕事は起業のモノやサービスを販売する仕事です。会社経営の中核をなす大事な仕事とも言えると思います。
会社や業界によっては非常に幅広い定義がされます。例えばお客様が悩んでいる事に対する一つの解決策としてモノやサービスを営業する場合は、コンサルティングの意味を持ちますよね。
(2)営業職の目標の具体的な例
次に営業職の具体的な目標について見ておきましょう。
1、具体的な数字を目標の例
営業職であれば具体的な数字を目標にしやすいです。「売上○○万円」とか「業界シェア○○%」などが良く聞く目標の具体的な例ですね。
2、具体的な行動目標の例
もう一つ数字とは別に具体的な行動を目標として設定するケースも営業職としては考えられます。「新規商談○件」「新規電話○件」なんていう具体的な行動も目標として設定しやすいです。
さらに付け加えると、他に率を目標の指標に入れることがあります。どういうことかというと、「新規アポ率○%」であれば新規電話を何件かければアポが1件取れるかを計算できます。「契約率○%」とすればアポ何件に対して契約が1件もらえるのかがわかります。
このような率を目標に添えて行動の精度を高めていくという考え方もあるってことを知っておいてください。
◆事務職の目標の立て方と具体的な例
次に事務職についてです。比較的どこの会社にも置いてある職種かと思いますが、目標設定の具体的なイメージがなかなか湧きにくい職種でもあります。
(1)事務職の仕事とは
事務職とは一般事務とか営業事務とか、その中でも少しカテゴライズされていますが一言でいえば事務作業全般です。受付もすれば電話対応もするし、資料作成から資料整理、備品の管理など様々です。
(2)事務職の目標の具体的な例
こう考えると事務職の仕事は数字で表しにくいので目標設定が難しそうです。具体的な例と一緒に、どんな内容が目標となりうるのか見ていきましょう。
1、事務としての仕事の処理の精度を上げる
事務職は書類作成や整理の仕事があるとして、その精度を上げることは一つの目標としての指標になりそうです。「書類作成ミス0件」とか「処理速度○%アップ」など定型として数字に落とし込めるものがあれば目標として設定して良いと思います。
2、組織として生産性が上がる提案も必要
目標の具体例としては少し離れてしまいますが、今事務系の仕事はIT技術の進化によってだいぶ様変わりしてきました。書類作成の仕事も効率良くできるようになりましたし、数字管理やタスク管理でも便利なツールが数多く世の中にリリースされています。
そういったツールを導入することを組織にどんどん提案することも大切だと思います。そして自分は手の空いた時間をさらに効果的な仕事に集中させるということです。事務職といえども、どんどん自分の仕事を進化させる時代になっていると思います。そうした内容も目標設定の考えとして持っておくと良いでしょう。
◆エンジニアの目標の立て方と具体的な例
エンジニアも今となっては幅が広すぎるので、エンジニアとひとまとめにして良いのか不安です。とはいえ、細切れにすればしたでわかりにくくなってしまうのでエンジニアとしての職種カテゴリーで目標の具体的な例をみていきましょう。
(1)エンジニアの仕事とは
エンジニアの仕事としてイメージしやすいのはウェブ系のエンジニアであればホームページを作ったり、デザインを考えたり、サイトが動く仕組み(システム)作ったりする人です。
他にもメーカーのエンジニアは実際にモノを作っていますからその形から中身から動く仕組みなど役割分担をしてエンジニアが開発したり、製造したりしてくれているわけですね。
(2)エンジニアの目標の具体的な例
エンジニアの目標設定は非常に難しいと言われています。形がないものを作っているのが一番の要因ですが、だからこそ具体的で数字に落とし込めるものを指標にして目標に設定するのが良いと言われます。
あとはプログラミングなど開発に必要な個人の能力を目標に設定するのもおすすめです。開発する能力イコール市場でのエンジニアの価値になるわけですから、仕事の中だけでなく自分の能力の開発というのは必要になってくるわけですね。
◆まとめ
各職種の具体的な目標の例を見てきましたが、共通するのは「具体的」に決める。そして「期限」を定めるという事です。
具体的にというは、自分の行動がはっきりとイメージできると同時に、検証しやすいように数字に落とし込むということです。さらに期限がないと目標とはなりえませんので、いつまでに達成するのか期限は必ずきめるようにしましょう。
その上で毎回振り返りをしながら、自分の目標設定と目標に向けた行動の精度を上げていくのです。そのプロセスの中で自分自身の成長を実感できると思います。
目標設定から目標達成に向けた考え方の中でおすすめしているのが原田隆史さんが推奨する原田メソッドです。元々、地元でも最弱の中学陸上部を全国大会の常連校にした元学校の先生です。
その時のノウハウをビジネスマンにも応用して、今では全国の名だたる企業の研修やプロスポーツ選手に導入されている手法です。できれば「成功の教科書」という書籍を読んでいただきたいですが、こちらの「達成の法則」という書籍はページ数の少ない本で、さらに無料で手に入るので自分に合うかどうか試すにはおすすめです。
▼夢と目標って紛らわしい言葉ですよね。この二つを明確に理解すると目標達成少し役立つと思います。こちらの「夢と目標の違いは?本気で何かを実現したい人にこそ知ってほしい違い」の記事をご覧ください。
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