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脱サラ起業に失敗した人の末路は?その後を左右する失敗しない起業の仕方

脱サラをして起業。今では当たり前のように聞くようになりました。

SNSやメディアでも目にするのは脱サラして起業した成功者たちです。華々しい姿を見ていると自分もあんな風になりたいなぁとか少なからず思ってしまいます。

それを煽るようにカンタンに稼げる!サラリーマンは社畜だ!みたいな煽る情報を耳にすることも多いです。今後も脱サラして起業しよう!というサラリーマンは増えていくのではないでしょうか。

そこで気になるのが脱サラして起業・独立というのはそんな簡単なものなの?という疑問です。

脱サラして失敗した人の末路、みたいな情報はほとんど出てきません。脱サラして成功している起業家の裏側には何倍もの失敗・挫折をした人たちがいるはずです。

起業を成功させる秘訣は今わかるリスクに対してすべて対策を立てておくことです。対策を立てれないことでも知っておくことで気持ちが軽くなりますし、今現時点でのリスクですから行動していれば想定外のリスクはたくさん出てくるものです。

それでも「今」できることに集中することができるためにも、脱サラ後の起業に失敗した人の末路とそうならないための対策について考えてみたいと思います。

目次

◆脱サラ起業して失敗した人の末路はどうなっている?

早速本題の脱サラして失敗した人の末路としてはどうなったか見ていきましょう。

ごはんつぶ
脱サラってことは会社勤めのサラリーマンがその場所から脱することかな。サラリーマンでなくなるって事だから天則というよりも起業をするための脱サラってことかな?

そうですね。ここで想定しているのは脱サラして起業した後に失敗した人の末路という意味でとらえてください。

脱サラをして起業した後に失敗したらどんな選択肢が待っているのでしょうか。その後の末路を整理してみました。

(1)脱サラ起業失敗後の末路:再就職・再び勤め人へ戻る

サラリーマンから脱サラした人が改めて勤め人に戻る事ですね。決して悪いことではなくてポジティブに捉えて良いと思います。

特に専門職として脱サラして起業した人は「どんな状態になったら撤退するのか?」という撤退ラインを決めておく事も人生のリスク対策として必要かと思います。

「一年後に売上が●●円いかなかった時」「準備した●●円の資金が全てなくなった時」というような自分なりの撤退ラインを決めておくのです。

特に専門職(士業など)で脱サラして起業をした人は勤め人(サラリーマン)に戻りやすいです。実際に接骨院の先生が独立をしたものの、売上が伸びずに再び雇われる立場に戻った方なんかも知っています。

専門職でない人でも、脱サラして起業するのであれば失敗した後の末路として再就職という道があるのを知っておいた方が良いと思います。

(2)脱サラ起業失敗後の末路:借金の返済

すべての人がそうではありませんが、脱サラして起業時に借金をしている方は事業をやめた後にも借金を返済し続ける末路が待っているかもしれません。

ごはんつぶ
えー!会社を経営している場合であれば、会社の借金は個人に影響が無いんじゃないの?そんなのだと誰もリスク取りたくなくなっちゃうよね。

実は脱サラして起業するときには会社を立ち上げるだけでなく、個人事業主としてスタートする方法もあるのです。

個人事業主として起業して金融機関などから融資を受けた場合には、その責任は個人に紐付きます。すると、個人事業主お場合は事業を閉じたとしても借金は残るわけです。

また、会社として融資を受けた場合は基本的に会社としてお金を借りているので個人に責任は及ばないことになっています。ただし、社長が連帯保証人になって融資を受ける場合があったりします。

ごはんつぶ
そっか会社で借金をした場合でも、連帯保証人になっていれば事業に失敗して撤退したとしても借金が残っちゃうんだね。

最近では、そのようなお金の貸し方はやらないようにと言われていますけど、実態としては全くなくなったわけではないので、借金が残る末路がゼロなわけではないですね。

(3)脱サラ起業失敗後の末路:家族への影響

結婚している人、子供がいる人は脱サラが家族に与える影響はもの凄く大きいです。やはりほとんどの家族は安定しているサラリーマンでいる事を望みますからね。

脱サラを応援してくれる家族は稀なのではないでしょうか。

脱サラ起業をして成功すれば文句は言われないのですが、脱サラに失敗して家族に金銭的にも精神的にも負担をかけるようであれば、最後には離婚なんていう末路も珍しくないです。

家族に何の相談もなしに脱サラ起業は絶対にしない方が良いです。実際に独立したいという夢があるのであれば、家族の協力は欠かせません。家族の関節的・精神的なサポートは起業を成功させる要因でさえあります。

だからこそ、事前に家族とは綿密に脱サラについてコミュニケーションを取っておきたいところです。どうしたら協力的になってもらえるのか、どうしたら積極的に支援をしてもらえるのか、納得のいくまで話し合っておくと良いでしょう。

(4)脱サラ起業失敗後の末路:改めて起業する

これは脱サラ起業して失敗した人のメンタリティにもよります。起業を再チャレンジするというのも脱サラに失敗した後の末路の一つと言えるでしょう。

ほとんどが失敗したらもうこりごりという感じかもしれませんが、失敗してもそれを糧にして次の起業に挑戦するという方もいます。

もちろん脱サラ起業に失敗した原因を徹底的に分析して同じことを繰り返さない対策と決意が必要です。

起業の相談に乗っていると、過去に経験している業務で起業する人が圧倒的に多いです。それはそれで当たり前の事ですが、脱サラ起業に失敗した人もリベンジで起業する時には失敗した事業で再挑戦することがほとんどです。

まるで自分にはそれしか無いというような感じです。脱サラ起業に失敗してリベンジするのであれば、まずは今の立ち位置から一歩引いて同じ事業しか頭に無いとしても他の選択肢を検討するのも良いでしょう。

一周回って過去に失敗した事業をもう一度やるというのであれば、成功する可能性は抜群に上がっているのだと思います。

◆脱サラ起業を失敗して悲惨な末路を辿らないために出来る事

これまで紹介した脱サラに失敗した人の末路には悲惨なものもありました。脱サラするタイミングで失敗を考えるのは嫌ですが、失敗を想定した上でそうならないための努力は必要です。

脱サラ起業しながら考えることも一つですが、まずは脱サラ起業前にできることを徹底的にやることをおすすめしています。

(1)脱サラする前に副業・複業として起業の実験をしてみる

小さな規模で起業するのであれば、いきなり起業せずに副業や複業として実験をしてみてはどうかと思います。

いきなり脱サラをしなくても、お勤めの仕事が終わった後や土日を使って個人事業主としてスタートしてみるのです。休みの時間が無くなってしまうので、もちろん凄い大変だと思います。

起業を志すという熱い気持ちと、絶対に悲惨な末路を辿りたくないという強い想いがあるのであれば期間限定でも良いのでこの方法がおすすめです。副業・複業で試してみるのは一年間であれば一年間と決めてしまうのです。

その代わり一年間の間で我武者羅に事業が軌道に乗ればそのまま脱サラして起業すれば良いでしょう。ダメだとしても無駄な失敗を避けれたというメリットやもう少し準備に時間が必要だとわかるだけでもメリットしかない方法だと思っています。

(2)脱サラ起業前に成功するための証拠をたくさん残しておく

闇雲に脱サラをして起業する人のほとんどは成功しないと言えるでしょう。

脱サラをして起業を上手くいかせるにはちゃんと準備をしておかなければなりません。当たり前ですが、どんな事をするのか、そのためには何が必要なのか、見込み顧客はどう集めるのか、などマーケティングの観点から脱サラする前に準備出来ることを全て行うのです。

一番大切な準備とは成功するあめの証拠をたくさん残しておくという事です。

つまり脱サラして起業したら、協力してくれる人や、自分の商品やサービスを買ってくれる見込み客を出来るだけ多く抱えておくという事です。

ごはんつぶ
それだと、最初に言っていたみたいに会社に勤めながら準備をして成功する証拠を作っておくというのは理にかなっているよね。

(3)脱サラ起業で失敗してもダメージが最小限になるようにしておく

脱サラして失敗しても借金や家庭への影響などダメージが最小限なるような仕組みを整えておく事も悲惨な末路を避けるための方法と言えます。

具体的にどんな方法があるのか見ていきましょう。ちなみに起業の失敗率についてまとめた記事があるので参考にもなると思います。これを読むといかに脱サラ起業前に失敗しないための仕組み作りや、失敗してもダメージが残らないようにして再スタートできるようにすることが大切だと実感します。

●起業の失敗率について
「起業の失敗率は90%以上!?起業する前に知っておきたい失敗の理由」の記事をご覧ください。

1、在庫を持た無い商売を考える

在庫を持つ商売は、売れない場合は在庫だけが残るという悲惨な状況になりかねません。

在庫を持ち続ければ定価で売れ無いリスクもあります。一番良いのは在庫を持た無いビジネスモデルで勝負をする事。どうしても在庫を持た無いといけない場合は受注生産にするとか、アウトソースするとか、少量から始めるなど在庫を持つリスクを最小限になるようにアイデアを絞り出してみて下さい。

「このビジネスは在庫を持たないと始まらないから」という心の声は一旦横に置いておきましょう。できるかもしれない、という可能性から発想することを諦めてはいけません。

2、初期投資が少ない・維持費が少ない

例えば店舗型のビジネスだと物件を借りたり、内装を工事したり、設備を整えたりと事業をスタートするまでの初期投資に大きなお金が必要となります。

他にも家賃やら何かのメンテナンス費やら維持費が大きければ売上が発生しなくても経営を圧迫する要因になりかねません。

一番良い方法は、こうした初期投資を最小限に抑えるにはどうすれば良いのか、維持費が最小限になるアイデアは無いか最初のうちに徹底的に考えておく事です。初期投資や維持費が発生するのが決まっているのであればジョイントベンチャーを考えるなど、打ち手は無限にあるはずです。

ある有名なマーケティングの専門家のお話です。ネイルサロンを事業として始めたい方がいましたが、お金が無いので途方に暮れていました。アイデアを絞り出し美容院に営業をかけたのです。パーマやカットの最中はお客さんは手元は空いていることがほとんどです。

その時間と空間を利用させてもらって出張ネイルサロンを始めたのです。自分は店舗を持つ必要はないし、美容室は付加価値してお客様に新しい価値を提供できるということで、その方は初期投資は一切かけずに場所と見込み顧客を一気に手に入れたのです。

既存のやり方が唯一の方法ではありません。せっかく脱サラして起業するのであれば自由で柔軟な発想で業界に殴り込みをかけてあげましょう。

3、借金をしないビジネスを考える

脱サラをする場合でも長い準備をして自己資金をしっかりと貯めている方であれば借金をして事業をスタートするなんて事は少ないかもしれません。

店舗型のビジネスモデルのように起業時にお金のかかるビジネスの場合は創業時に融資を受けてスタートするなどの必要が出てくるかもしれません。

とはいえ、脱サラ起業に失敗した時のリスクを最小限に抑えるには、やはり借金をしなくて済むような資金計画やアイデアを絞り出す事が大切だと思います。

4、サラリーマン時代に独立して成功する土壌を作っておく

脱サラ起業して悲惨な末路をたどるような失敗をしないためにも、サラリーマン時代に独立する土壌を完成させておく事が一番だと思います。

すでにお伝えしていますが、勤めている時は就業時間以外や土日は脱サラ後の起業のための準備に全てを使うぐらいの覚悟が必要です。いわゆる副業・複業という形で準備をしつつ、起動に乗ってきたら脱サラしてしまうという方法です。

副業・複業としてサラリーマンとしてスタートをします。その上で土壌ができたら脱サラ起業をします。でも、すぐには会社設立をせずに個人事業主として起業するのです。そして個人事業主としての売上が軌道に乗ってきたら初めて法人成りを検討するのです。

この個人事業主や法人のメリット・デメリットや、一人で会社設立をするポイントについて整理したのが「一人だけで株式会社を設立するメリットとデメリット!後悔しない会社の作り方」の記事です。良かったらご覧ください。

◆まとめ

脱サラに失敗した末路をイメージして起業の意欲が下がってしまいましたか?

脱サラして起業する事はそんなに簡単な事ではありません。ただ、ある経営者は起業して失敗するかどうかは自分が決めていると言います。あらかじめ、自分がどこまでやったら失敗とするかを無意識でも決めているというのです。

そういった意味では成功するまでやり続けるという事が脱サラによる失敗で悲惨な末路にならないための最大の対策と言えるのかもしれません。

やり続けると言っても途中でお金がなくなってどうしようもない場合はどうするの?という声も聞こえてきそうですが、そこはさらに一歩踏み込んでお金をかけずに出来る事はないから知恵を絞り出すわけです。

お金で対応出来る解決策を考えるのはある意味で簡単ですが、本当に必要な事はお金をかけずに工夫出来る事は何かを考え尽くす事なのかもしれませんね。

▼脱サラして起業するためには本気の目標設定が大事です。
「目標の段階を細かく設定することでラクラク目標達成する方法とは?」という記事を参考にしてください。

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