夢破れて人生の目標を失った人へ。今いる場所は人それぞれだと思いますが、少しでも現状を打破するためのヒントになればと思い「人生の目標を失った時の処方箋」として情報を整理してみました。
もし何かに挑戦して失敗してしまいバーンアウト(燃え尽きて)しまったのであれば、目標を失ったと感じているのは一時的なものです。この場合は「逆境を乗り越える成功哲学」として解決策を書いているので参考にしてみてください。
→「逆境を乗り越える成功哲学」で目標を失った状態も乗り越える
人生の目標を失ったことで「常に体がだるい、寝れない、急に涙が出る・・・」などうつ病と疑われる症状があるなら先に病院へいきましょう。それ程でもないけど、目標を失ったことによる喪失感というかショックから、やる気が出ないというのであれば「どうすればその状態を乗り越えられるのか」を一緒に考えていきましょう。
◆「人生の目標を失ったこと」はあなたにとってどんな意味がありますか?
1、目標を失った影響として今どんな状態か言語化してみてください
様々な理由で目標を失っている状態なのだと思いますが、「目標を失った」ことがあなたにどんな影響をもたらしているのでしょうか?「次の目標を見つける気力が出ない」「何事にもやる気を失った」「イキイキさを感じず淡々と時間が過ぎていく」など人それぞれだと思います。まずはそれを言葉に落とし込んでみましょう。
まぁ、敵ではないですけど目標を失って次に行けないとしたら、それを止めているものは何かをはっきりさせるのは効果的だと思います。
2、目標を失った今この現状で何か旨味を感じていることはありませんか?
人間ってどうして行動するのか色んな心理学の本で言及されていますが、私が一番納得感があるなぁと思っているのが「快楽を求める」「痛みを避ける」。究極的にはこの二点に人間が行動する理由が集約されるというお話です。
このお話は今まさに困っている人には厳しいかもしれないんだけど、「もしかしたらそうかもしれない」という感じで考えてみて欲しいんです。今、もし自分が「何かの痛みから避けようとしたり」「何かの快楽を得よう」として今の現状を招いているのではないかということです。ポイントは解決しなくても良いから「試しに」考えてみようかな・・・というスタンスです。
そうかもしれないですね。目標を持たなければプレッシャーという痛みを避けることができるかもしれないし、ダラダラ過ごせるという(一時的な)快楽を味わうことができる。自分が気づかないところで、そういう心の動きがあるのかもしれない・・・と感じておいてください。
3、「目標を失った」ことで得たもので何を犠牲にしていますか?
最後の質問は少しわかりにくいかもしれないですね。今まで話していた通り、目標を失ったことで、手に入れたものがありますよね?それを手に入れたことで何を犠牲にしたんですか?
順を追って考えると、失敗して人生の目標を失ったごはんつぶ君がいます。彼は人生の目標を失って困っていて何とかしたいと思いました。でも自分でも気づいていなかったんだけど、目標が失った状態であるにもかかわらず、プレッシャーのかからない環境や、ダラダラできる環境に気づかないながらも良さを感じていたかもしれません。でも、そのプレッシャーのかからない状態やダラダラ過ごすという環境を選んだことで何を犠牲にしましたか?って質問です。
うん、じゃあ後はごはんつぶ君として今挙げたものを犠牲にして人生の目標を失ったまま過ごすか、いやだ!と思って目標を持って過ごすか後は選択すれば良いだけです。正しいとか、間違っているか、ではなく自分はどうしたいのか?ということで軽やかに選択すれば良いだけです。
◆人生の目標を失ったら色んな刺激を与えてみる
人生の目標を失った時の処方箋として内面に働きかけたら、次は外側から刺激を与えてみるのも良いかもしれません。色んな切り口で刺激を与えてみたら、思いがけないところに解決の糸口があるかもしれないですしね。
処方箋1:たくさんの人に会ってみる
まずは人に会ってみる。これって凄い効果があるなーっていつも思うんです。人とあってコミュニケーションとることってエネルギーのやりとりですから、良い感じで滞っているものが動き出していくイメージなんですよね。目標失って何もする気が起きない状態って人に会うのも億劫なんですけど、物理の時間に習ったように重いものほど最初に動き出すときに一番パワーが必要なんですよね。
処方箋2:自分のルーツを両親祖父母や親戚に聞いてみる
昔、何かの絵本で読んだのですが今の自分がいるのは両親がいるからで、その両親がいるのは祖父母がいるから、その祖父母がいるのはさらに・・・という感じで連綿と命のバトンが繋がっているというお話でした。そのお話を聞いた時に心が満たされたのを覚えています。また、おばあちゃんとお話した時に昔どんな仕事をしていて、ご先祖様はどんなでというお話を聞いた時にも同じような感覚を味わいました。
処方箋3:昔住んでいた場所に行く
よく原点回帰とか言いますけど、究極の原点回帰って子どの頃の自分と出会うことかなって思っています。手っ取り早いのが自分が子どもの頃に住んでいた場所、学校などに行ってみることかなと思います。あの時遊んだ公園の砂場ってこんな小さかったんだ!みたいな発見と共に、小さな頃に思い描いた大人に今の自分はなっているんだなぁとかしみじみ感じたりします。
処方箋4:たくさんの本を読む
私は何かあると本を読むようにします。結構真剣に気持ち悪いぐらいじっくり読みます。本に線を引きながら読みます。作者が何百時間もかけて書き上げたものを通して対話するような感じです。そこまでする必要はないんですけどね。
◆まとめ
目標なんていうのは別に持っても良いし、持たなくても良いんです。でも、もしあなたが人生の目標を失ってしまったことに対してネガティブな解釈を持っているのであれば、人生の目標をまた持てば良いんです。
そう、非常にシンプルなんですけど脳みそが複雑にしちゃうんです。ですから、今回ご紹介した方法をぜひ試してゴチャゴチャした頭の中を整理してみてください。
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