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目標は逆算思考でうまくいく!目標から逆算した行動計画の作り方

この記事でわかること

目標から逆算して行動計画をつくる。

逆算思考をつかった王道の目標達成法です。

やり方は、とてもシンプルでゴールを設定したら、ゴールから現在までの行動を逆算していくだけ。

シンプルだかこそ、間違った方法で逆算してしまうと、いつまでたっても目標達成できない…なんてことにもなってしまいます。

正しい逆算思考を使った目標設定方法をここで学んでください。

おおもりくん

逆算してものごとを組み立てる力って、目標設定だけじゃなく仕事全般で役に立つよね。

しゃもじい

逆算思考をマスターして仕事でバリバリ成果だしていこう!

目次

逆算思考で目標設定をする価値とは?

目標の精度を高めるための逆算思考は効果的です。

自然と逆算思考が身についている人もときどきいます。

ものごとを逆算して考えるのが苦手な人は、逆算思考の価値から見直してみると腹落ちするんじゃないかと思います。

(1)逆算思考で目標を作ると成果の出る行動が起こせる

行動をすることで、成果を得ることができる。

これは仕事における原則の一つです。契約が欲しければ商談という行動を起こさないと結果は手に入りません。

デスクに座りながら、電話の前で祈っているだけでは何も起こらないのです。

1、今まで目標達成できていないなら行動を変える必要がある

今までと違う成果を手に入れたいのであれば、今までと違う行動をとらないといけません。

今までと同じ行動で、違う成果が欲しいというのは、一日5食して痩せたいと言っているようなもの。

冷静に欲しい成果が手に入る行動を計画しなければなりません。

2、逆算思考で計画をつくり自分に負荷をかける

いきなり行動を変えろと言われても、人には「コンフォートゾーン」というものがあり、無意識のうちに無理のない安心・安全の行動をとってしまうのです。

逆算思考で目標を立てると、今やるべきことが明確になります。

それは過去からの延長線上にある、いかにも今の自分にできそうな行動とは違う質の行動です。

(2)逆算思考では時間が未来から流れてくる

逆算思考で目標を考えるクセがつけば、時間が未来から流れてくる体験があります。

私たちは普通、時間は過去から未来に流れていると思いますよね?

過去があって、今があって、未来がある…みたいな感じです。

でも逆算思考では、未来があって今があるという逆の考え方をするわけです。

1、未来の目標によって今が決まる

たとえば「一緒に働いて良かったと思われる人物になる」という目標があったとします。

一緒に働いて良かったと思われるには、様々な要素が見えてくるはず。

目標ができた瞬間に、喜ばれ人になろうと今の自分の行動が少しでも変わりませんか?

未来の目標によって、今の自分の行動に変化が起きるのです。ほんの少しでも未来が今に影響を与えている。

これは、過去があって今があるという流れではなく、未来があって今があるという流れですよね。

逆算思考で目標を立てることが身についてくると、未来から今という流れは当たり前で、時間が未来から流れてくる感覚にもわかってくると思います。

2、目標が今の自分を動機付けてくれる

未来から今へと時間が逆に流れるということは、言い換えると未来の目標が今の自分を決定づける。

私たちは普通に考えると、今の行動を決定づけるのは過去の出来事だと思ってしまいます。

過去にこんなことがあったから、こうなんだ…みたいなことを自然とやってしまいます。

たとえば私が引っ込み思案なのは両親の教育がスパルタだったからだ。前にも同じ状況で失敗したから、次も失敗するだろう。

みたいに過去に決定づけられた今の自分を探すと次々思いつくはずです。

でも未来から逆算してみたらどうでしょうか?

営業●●万円達成するために、今はこの行動をとる!とか、両親に喜んでもらうために今の自分はこんな風になる!とか未来の目標が自分を動機付けた方が何倍もワクワクした気持ちになります。

逆算思考で目標を作れば、未来が今の自分を動機付けてくれるのです。

逆算思考で目標設定をする方法

逆算思考を使って目標を作るのは非常にシンプル。

シンプルだからこそ、一つ一つ丁寧に目標や行動計画を組み立てていかないといけません。

逆算思考による目標設定は、次に三段階です。

  • 目標を設定する
  • 逆算思考で行動計画を作る
  • 改善行動をする

個別に詳しくみていきましょう。

(1)逆算思考をつかった目標を設定する

上の例でいくと例えば売上100万円を上げるために大枠の課題として「単価を上げる」「販売先を増やす」「購入頻度を増やす」という三つが出てきて、これらを細分化すると数限りなく出てくると伝えました。

この数限りなく出てくるものを思いつくままに紙に書き出してしまいましょう。

例えば「単価を上げる」という大枠について、どうやって単価を上げるのか?と考えると、「購入してもらったお客様に追加提案をする」「上司に同行してもらい先方にも上位役職者に出てもらう」「提案書を充実させる」「松竹梅の提案書を作成する」「新しい商品・サービスを作り出す」などなど色々と出てくると思います。

とはいえ、書いていけばある程度アイデアは出し切れるとおもいます。それを並べて時間と費用はかからないけど、効果がありそうなものから順に並べていきます。

自分がやりたいかどうかではなく、あくまでも基準は時間と費用が最小限で、効果が最大化するものという軸で考えて優先順位をつけましょう。

ある程度優先順位が着いたら、一ヶ月後の期限までのスケジュールに全て落とし込みます。出したアイデア全てスケジュールに入れる事ができるかもしれないし、スケジュールが全て入らないかもしれません。

とにかく時間軸に落とし込んで自分がどこまで行動できるのか可視化しておくというのが大事です。

(2)目標から逆算した行動の振り返りが大切

最後に立てた行動計画を実際に実行してみて振り返りをすることが何よりも大事です。

あくまでもその時点で立てた行動計画は仮説です。こうなったら良いなという妄想レベルのアイデアの可能性だってあります。

実際に行動をしてみると、色んな改善点が見えてきます。それを毎日振り返りする事による微調整を加えながら、必要に応じてそもそも大枠での計画を根本から変えた方が良いという判断になるかもしれません。

それは実際の経験から判断された生きた仮説です。これから先ずっと役に立つ経験ですから、非常に貴重な情報だと思ってください。

そうしたノウハウや経験、方法論を経験として積み重ねていくことでブラッシュアップされていくわけです。結果的に課題設定や行動計画への落とし込みも、非常に精度の高いものになるはずです。

誰でも経験が浅い内は行動の精度も粗くて当然です。最高の準備ができるまで時間をかけるよりも、ある程度の準備ができたら実際に行動をして振り返りをしながら改善行動を取っていく方が経験値はたまりやすいと思います。

目標から逆算して今やるべき行動をとる方法論としては、このような流れでスピード感を持って行ってみることをおすすめします。

◆まとめ

目標から逆算して今やるべきことを明確にしていく方法はオススメです。逆の手法として今できることから始めていき目標へと向かう手法もあります。

結局のところどちらが良いかは自分に向き不向きで判断するべきです。どちらにせよ、人間は易きに流れる性質を持っているので、今できることから始めるという手法だと、自分がやりたい事を優先的に行動してしまうケースが多いようです。

だからこそ、目標から逆算して行動計画に落とし込むことが大切だと言われているわけですが、これも今やるべきことが明確になったからこそ、それをやり切る胆力が必要となるわけですね。

今やるべきことが後ろ倒しにならないように、日々の振り返りは必ず行い、常に現状と目標の距離感を把握しておくようにしましょう。

▼ロジカルに目標設定から現状を把握して行動計画に落とし込んでいく方法については「目標と現状のギャップを明確に把握して目標達成を加速させる!」という記事にも詳しいので、お手すきのときにでもご覧ください。

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