名刺の肩書き一覧!すべての組織や法人の役職・肩書きの表記方法を完全網羅

会社設立・独立・起業アドバイザーのごはんつぶです。これまで400件を超える会社設立や起業、さらには採用や社員教育・コーチングのお手伝いをしてきました。

起業・独立をしたら名刺を作ると思います。その時、自分の名刺の肩書きをどうすれば良いのか?悩んだことがあるかもしれません。

そこで法人や組織における肩書きや役職の一覧をつくってみました。名刺作りの参考になればと思います。名刺の作成には簡単にオシャレ名刺が作れる世界中のデザインを使えるこちらのサイトが便利です。

◆法律で定められた役職や肩書きを名刺に使う場合

名刺に書く肩書きはなんでも良いと思っていませんか?実は法人を設立する時の手続きの中で定められている役職なんかが存在します。

法律で禁止されているわけではないので大丈夫!という意見がある一方で、無駄なトラブルや勘違いを避けるためにもそうした役職・肩書きはさせておいた方が良いと思っています。

まずは法律で定められている役職や肩書きについて知っておきましょう。

(1)株式会社の役職や肩書き「代表取締役・取締役」

株式会社は会社の手続きの中で取締役を設定することになっています。この取締役は会社を経営する立場の人です。

そのため「取締役」という肩書きは株式会社でしか使えません。取締役の中から「代表取締役」が決まりますので、代表取締役という肩書きも株式会社でないと名刺に使うことができません。

(2)合同会社の役職や肩書き「代表社員・業務執行社員」

合同会社を設立すると一番エラい役職を代表社員と言います。名刺の肩書きは「代表社員」を使ってOKです。ただ、少しダサいという人もいるので「代表」とだけ名刺に表記する人もいます。

株式会社でいうところの取締役に相当する人が「業務執行社員」です。名刺に業務執行社員とわざわざ書いている人はあまり聞いたことはないですが、もし業務執行社員を使う場合は合同会社でしか使えませんので注意です。

代表社員や業務執行社員の違い

合同会社はあまり一般的でないせいか、代表社員や業務執行社員の違いが分かりにくいと思います。詳細を「社員や代表社員や業務執行社員・・・何がどう違うのか徹底解説」の記事をご覧ください。

(3)一般社団法人の役職や肩書き「代表理事(理事長・会長)・理事」

一般社団法人の場合は取締役とか業務執行社員とは呼ばずに「理事」を役員の立場の人たちの肩書きとして使います。

定款という法人のルールブックに定めれば理事の中で一番エラい人を「代表理事」という肩書きで置くこともできます。他には「理事長」とか「会長」のような役職にして名刺に記載することも可能です。

理事の立場の人には状況に応じて「副理事長」や「副会長」のように二番手のポジションを定款に載せておくこともできますし、「常務理事」や「専務理事」という役職で立場を明確にさせておくこともできます。

(4)社会福祉法人の役職や肩書き「理事」

社会福祉法人とは「社会福祉事業を行うために設立された法人」のことを言います。たとえば児童養護施設だったり、老人ホームだったり、凄い稼げるわけではないけど絶対に世の中に必要なものです。国が税金でやるべき事柄のようにも見えますが、もちろん国が税金でやることを前提に、それでも手の届かない人達を担うイメージでしょうか。

そのため公共性の高い事業になりますし、非営利の事業であれば税金が安くなったり、国から補助を受けれたりするのがメリットです。役職や肩書きには「理事」を使います。時々わかりやすく「理事長」と肩書きを名刺に使う人もいるみたいです。

(5)医療法人の役職や肩書き「理事長・理事」

医療行為を行うときには普通の法人ではできません。医療法人を設立する必要があるのですが、この役員を「理事」と言います。名刺の肩書きは理事を使うのがほとんどですね。

その理事の中で医療法人を代表する方は「理事長」という役職で、名刺にはそのまま理事長の肩書きを使っています。

(6)合名会社の役職や肩書き「社員」

合同会社のときにも社員という役職が出てきてびっくりしたと思いますが、これは従業員という意味での社員ではありません。

合同会社や合名会社では経営する立場にある人を「社員」という設定をするので、名刺に書く肩書きも社員となります。

ただし一般的には従業員と社員を混同してしまいがちなので、名刺に使って差し障りのない「社長」とか「代表」を使うことが多いと思います。

(7)合資会社の役職や肩書き「代表社員・社員」

合資会社は合同会社と同じように「代表社員」や「社員」という肩書きになります。

合資会社の役職の詳細は「合資会社の代表社員とは?社長とは違うの?秘密やメリットを徹底追及!」の記事をご覧ください。

(8)NPO法人の役職や肩書き「代表理事・理事」

NPO法人の役員は理事になりますから、これまでと同様に「理事」が名刺の肩書きとなります。理事を代表する者として「代表理事」を使うことになります。

(9)個人事業主の役職・肩書き

個人事業主の肩書きで一般的なものは「代表」だと思います。他にも自分の資格や能力を表現する肩書きの人が多いです。「中小企業診断士」とかの資格を付けたり、「カウンセラー」のような能力を付けることが可能です。

代表取締役や取締役とか理事長みたいに法律により設定している役職は肩書きとして名刺に利用するのは避けておいた方が良いでしょう。

◆法律に縛られていない名刺で使える役職や肩書き

法律で定められている役職や肩書き以外で比較的自由に使えるものをピックアップしてみました。

起業後に自分に合っていそうな役職や肩書きを選んで名刺作成するのもありだと思います。

(1)社長・代表

「社長」とか「代表」は比較的利用しやすい役職・肩書きだと思います。たとえば合同会社や合資会社では会社を代表する人を「代表社員」と表します。

何も知らない人からすると 「え?社員?」みたいに混乱を与えてしまうかもしれません。そこで「代表」とか「社長」を名刺の肩書き・役職として記載する方をよく目にします。

社長と聞けばその組織のトップだと勝手に判断できますし、代表はそのままの意味でその組織の代表として認識してもらえるので一番名刺に使いやすい役職・肩書きだと思います。

(2)CEO

CEOは比較的最近使われるようになってきた役職・肩書きだと思いますが、「Chief Excutive Officer」の略で最高経営責任者の略として使われます。

名刺に書くのは仰々しい感じもしますが、経営という実務にフォーカスされている役職です。

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◆「名刺に書く肩書き・役職の一覧」まとめ

いざ名刺を書こうと思った時は仕事の進めやすさを第一に肩書きや役職を調整すれば良いと思います。

責任や代表としての意味あいを持たせたい場合、自分の能力や資格を表現した方が効果的な場合、いろんな場面が想定できると思いますので自分にとってのベストを選んでください。

まとめ

・役職や肩書きは法律を気にしつつ自分の目的によって調整して名刺に使う。

<今日の名言>
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