目標の未達グセを劇的に改善する!質の高い振り返りをする方法とは?

目標を立てるのはとーっても大切なことです。ただ、欲張ってしまって目標を達成することができないと目標を達成できない癖ができてしまいます。

これを未達グセと読んでいます。この未達グセってのがやっかいなもので、意識していなくても自分の行動の裏側にべったりくっついている事が多いんです。

しかも自分でも気づけていないから目標を設定して頑張って行動するけど、結局今月も目標未達成(未達)で終わるという悪循環の繰り返しです。

その悪循環を断ち切ってくれる一つの方法が「質の高い振り返り」です。今回は目標の未達グセを改善してくれる「振り返り」の質を高める方法を整理していきます!

◆振り返りの質を高めるためには目標設定を工夫する!

ここで結論じみたことを言ってしまうと、未達グセを直すのは目標設定から始まります。振り返りの質を高めるには目標設定が肝心です。

そう、全ては目標設定が肝なんです。

(1)なぜ目標が未達成なのか徹底的に振り返りをしよう

目標設定が大事というものの、なぜ私がダメダメ営業マンで目標を全然達成できない未達グセがついてしまったのかを考えてみたいと思います。

1、自分の力を過信してしまう

小さな頃の小さな小さな成功体験が偏った自信過剰というなんとも致命的な性格を作ってしまったように思います。

そのため目標を立てる時に変に難しい目標を設定しがちです。しかも設定する背景には人から良くみられたい、あいつより俺の方が上だという歪んだ自己認識からくるものでした。

さらには目標を設定することで、それ以外の他の可能性がなくなってしまうような気がして自分の中で欲しいものは全部盛り込んでしまう全部乗せみたいな目標なんかも作ってしまいます。そんな時は目標設定したことに満足してしまいがちです。

2、目標の未達成が続くと自分への信頼が揺らいでくる

自分への過信や希望が強すぎることから高すぎる目標や精度の低い目標を設定すると目標達成の可能性は低くなります。

ほとんどの人が目標の未達成となります。ここで振り返りができれば良いのですが、質の高い目標設定ができていなければ、質の高い振り返りもできないので悪循環のスタートです。

こうして目標の未達成(未達)が続くと、意識的にも無意識的にもだんだんと自分への信頼感が低くなっていきます。

目標を立てること自体も作業となり、それを達成できなくても何も感じなくなるというのが次の段階です。

3、目標を達成しないことに何も感じなくなる

目標の未達グセの最終段階は自分が目標達成できないことに何も感じなくなることです。

これはある意味で心の防御策なのかもしれないですが、目標達成できない自分はダメな自分という解釈が生まれやすいです。ダメな自分、価値のない自分として働くほど辛いことはありません。

そこで平静を装って仕事をするようになるんです。結果、目標が未達成だった時には悔しがったり、次こそ頑張ろう!という雰囲気になるよりも普段から平静を装う事に集中しているせいか目標を達成しなくても何も感じなくなるような雰囲気になってしまうのです。

(2)目標の振り返りの質は目標設定で勝敗が決する!

すでに何度も伝えているように振り返りの質を高めるためには、目標設定が大切です。目標設定の段階で高い質で振り返りできるような状態にしておくことなんです。

1、具体的な目標に落とし込んでいるかどうか

一番最初の目標設定は目安となる行動も数字もないので質の高い振り返りができるように測定可能な数字に落としこんで考えることが必要です。「とにかく頑張る」とか「たくさんの人を笑顔にする」とかはダメですよ。

「新規契約を月10件獲得」とか「月3人のお客様からアンケートを取り満足の評価を100%もらう」など啓作できるようにしておいてくださいね。

2、自分の感情の部分とすり合わせができているかどうか

一番最初の目標設定は基準となる数字がないからこそ、「できるかできないか」よりも「やりたいかやりたくないか」という基準で選ぶと良いでしょう。

頑張って数字に落とし込んで立てたけど何かワクワクしないとかだと不幸なだけです。

一度立てた目標を見直してみて、本当に挑戦してみたい目標なのかどうかを改めて自分に問い直すようにしてください。その時のポイントは「なんのために?」という質問を上手に使うことです。

自分が行うことの意味やストーリーが見つかればおのずとモチベーションの炎を燃え上がってくるはずです。

◆振り返りの工夫によって質をアップさせる!

次に本題の具体的にどんな振り返りをすることで質を高められるかみていきましょう。

(1)振り返りの頻度をあげて目標達成を引き寄せる

まず一つ目が振り返りの頻度をあげてみるって事です。あなたは振り返りをする頻度はどれぐらいですか?月一回?週一回?私は毎日の振り返りを推奨しています。その効果とやり方を紹介しますね。

・自分の目標に触れる機会を長く持っておく

毎日忙しく仕事をしているとうっかり自分の目標を忘れて何かに没頭していることってありませんか?

私は一度に複数のことをできない性格なので忙しくしていると、タスクをこなすのに精一杯でついつい目標を意識しないで行動してしまうことが多かったです。結果は目標未達成の連続です。

そこで振り返りの頻度を多く持っておけば、常に目標を頭の片隅に置いておけるようになります。目標が意識されていれば、普段の行動も目標達成を視野にいれた行動が期待できます。

さらには目標達成までに道のりが明確であれば、現在地が予定とどれだけ乖離があるのかもわかるので、焦って次の改善行動に移りやすくなるはずです。この自分の目標に常に触れる状態は意外と効果的です。

・年間を通じて日々の振り返りのスケジュールを先に設定しておく

そうは言われても毎日振り返りをする時間なんて取れないよ・・・なんて人はこんなお話を参考にしてみて下さい。

スケジュール管理の講師がこんな話をしてくれました。

ある大学の授業で壺を用意し、その中に石を入れて学生にこう問いかけました。「この壺は満杯ですか?」

ほとんどの学生が「はい」と答えます。すると教授は砂利を持ってきて壺に流し込みます。壺の中の石と石の間がどんどん砂利で満たされていきます。

「これで壺の中はいっぱいですか?」学生たちは答えられません。すると教授は水を持ってきて壺の中に注ぎました。壺の中で残っていた空間に水が満たされていきます。

教授は最後の質問として「私の言いたいことがわかりますか?」と問いかけるとある学生が「どんなにスケジュールが厳しい時でも、頑張れば予定を詰め込むことは可能だということです」

「それは違います」教授はきっぱりと否定しました。

「ここで重要なポイントは大きな石を先に入れない限り、それが入る余地が二度と無いということです」「君たちにとって大きな石とは何だろう?」と教授は問いかけます。

「ここでいう大きな石とは、君たちにとって一番大切なことだ。それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。君たちにとって砂利のようなもの、つまり取るに足らない些細なことや重要性の低いことから壺を満たしてしまったら、一生お自分にとって一番大切なことは手に入らないんだ」

・・・というお話です。あなたにとって振り返りは人生で一番大切なことではないかもしれません。でも人生で一番大切なことを実現するために絶対必要なことですから、二番目ぐらいに大切なこととして先に年間スケジュールに30分で良いので入れるようにしましょう。

(2)毎日の振り返りはノートに書きまくる

それでは一日30分の振り返りの時間を取れたとして、質の高い振り返りをするにはどうすれば良いのでしょうか。私がオススメしているのはノートにどんどん書きまくる方法です。

パソコンでも良いんですけど、なるべく手書きにしています。手を動かすのが脳みそを活性化させるのかどうかはよくわからないのですが、パソコンで書くよりも手書きの方が振り返りをした時の深さが違いました。

・目標と現実のギャップの理由を仮説しまくる

ノートに振り返りを書きまくる時にぜひ試してほしいのが先に目標と現実のギャップを仮説しまくるということです。

目標を測定可能な具体的な数字で立てていれば、現在の状況も数字で確認すれば目標と現状の距離感がわかります。このギャップを生み出しているものは何かを振り返りで仮説しまくるのです。

目標売上100万円に対して結果的に今月70万円の売上だった場合は30万円のギャップがあります。この30万円届かなかった理由は?一人あたりの販売単価が目標よりも低かった?契約件数が足りなかった?なんで?みたいな感じです。

とにかくノートに仮説を書いて書いて検証するわけです。

・良い結果に対しても理由を仮説しまくる

さらに振り返りで工夫したいのは良い結果に対しても理由を考え抜くということです。私たちは悪い結果に対しては真面目に振り返りをしますが、良い結果の時はよかったぁで済ませがちです。

ただし、結果が良い状況にこそ物事をうまく進める秘密が隠されているかもしれません。良い結果を再現性高いものにするためには、どんな行動を取れば良い結果になるのか把握する必要があるのです。

そのため振り返りの時は悪い結果だけでなく、良い結果に対しても仮説検証していくわけですね。

・仮説に対して行動をした結果はどうだったか?を検証しまくる

さらに目標と現実のギャップを埋めるために「こういう行動を取ってみようかな」という計画ができあがったら、さらにその行動を取ってみて目標に近づいたかどうかを検証しまくっていきます。

このサイクルは毎日毎日30分で良いのでしっかりと回していくことで、振り返りの質がどんどん上がっていくわけです。

◆まとめ

振り返りを制するものは、目標達成を制すると言っても過言ではありません。私も毎日30分振り返りをしてノートに書きまくる時間を作っています。

実は忙しい時ほど、心を落ち着かせて振り返りお時間を取ることは仕事の生産性を高める上でも効果的だなぁと思っています。

ぜひ、今回お伝えした内容を参考にして自分なりに振り返りを実践してみてください。

さらに参考になる情報としては目標達成コンサルの原田隆史さんのメソッドが役に立つと思っています。ジャーナルという形で日々の振り返りによって自分に自信をつけていく内容が盛り込まれています。

一番詳しく書かれているのが「成功の教科書」という書籍ですが、今なら「達成の法則」という書籍が無料で手に入れることができるので、そちらを読んで自分でも活用できそうというのであれば他の書籍を参考にするのも良いと思います。

▼ノートの書き方について振り返りでも活用できる方法を紹介しています。「みるみる自信が湧いてくる!夢や目標を達成するノートの書き方は?」の記事をご覧ください。