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主婦が起業すると節税になる!その裏技を徹底調査

主婦が起業する・・・今となってはそう珍しい事でもなくなりました。専業主婦が起業をする事が出来て、しかも節税が出来るのだとしたら、こんな夢のような話はないですよね。

主婦が起業する事で節税になる事があるんでしょうか。節税にも色んなケースがありますので、どんな節税方法があるのか調査してみました。

目次

◆節税を考えるために税金の種類をまずは整理

主婦が起業する事によって可能になる節税を考える前に、そもそも税金にはどんな種類があるのかを整理しておきましょう。

主婦の税金(1)所得税

まずは所得税ですね。所得に応じて納める税金です。所得って聞きなれない言葉ですけど、ようは税金計算するための一人一人の稼いだお金です。純粋に稼いだお金なら収入とか年収とかで良いんですけど、個々人の状況に応じて税金がなるべく平等になるように計算方法が決まっているんですね。それを調整した後の金額を所得と読んでいるわけです。

・お給料をもらっている主婦の場合

正社員でもアルバイトでもパートでも、主婦が毎月給与という形で収入を得ている場合は、お給料から所得税が差し引かれているはずです。毎月の給与金額によって会社の方は、あらかじめ所得税を差し引いて下さいね、というルールがあるんです。これを所得税の源泉徴収と言います。(最初から差し引いている=源泉/源の泉から徴収している)

・会社設立をして社長になった主婦の場合

主婦が起業する形の一つに会社設立をして社長になる事がありますよね。会社の社長になると役員報酬という形で毎月同じ金額を給与のような形で受け取ります。その際もお給料と同じ要領で源泉から所得税が差し引かれて手取りの給与を受け取る事になります。

ごはんつぶ
こうして見ると、お給料もらっている人は知らず知らずに税金取られているんだね。僕も働いている時は、なんとなく税金とられているなぁとしか考えていなくて、節税についてなんか深く考えなかったなー。

・個人事業主として起業した主婦の場合

個人事業主の場合は、自分で事業をしているわけで毎年3月15日までに確定申告をして所得税を納めます。一年間の売上から経費を差し引いて所得を計算します。その後は、控除など諸々の調整をして所得税率をかけて所得税を算出します。

主婦の税金(2)住民税

住民税は住んでる自治体に支払う税金です。その主婦の方の一年の収入に応じて決定します。一年分の所得から各自治体が翌年6月までに住民税を計算して徴収をスタートします。いつも6月から翌年5月までの一年間をかけて徴収する事になるんですね。

主婦の社会保険料

税金では無いのですが、主婦の社会保険料も大きな負担の一つです。この社会保険料は詳しく説明してしまうと、それだけで一つの記事が書けてしまいます。主婦のパートでも働き時間や頻度、収入金額で社会保険料を納めないといけなくなります。社会保険料がいくらになるかは、毎年4月から6月の平均金額で決定されるという点をここでは抑えておいて下さい。

◆主婦が起業して行う税金対策のすべて

ここから本題の主婦が起業して行う事の出来る税金対策を確認していきましょう。

(1)主婦が起業して旦那さんの扶養内に収入を抑える

よく専業主婦の人が働く時に、扶養控除の枠内に収入を抑えるようにと言われたりします。それは、主婦の方が稼ぐ金額によって旦那さんの納める税金が安くなったり、社会保険に入らなくとも旦那さんの社会保険を自分に適用できる事を指します。

・103万円以内であれば旦那さんの配偶者控除の対象になる
・130万円以内であれば旦那さんの社会保険の扶養になる

この二つを抑えておけば大丈夫でしょう。より詳細を知りたい方は、主婦が起業して旦那さんの扶養に入る事について詳細を紹介した記事がありますので、そちらをご覧下さい。

(2)主婦が個人事業主として起業して赤字を損益通算する

主婦が起業する事による節税として考えられるのが、個人事業主として起業した場合に利用できる損益通算の制度を利用する事です。これは主婦がすでに従業員として給与を得ている状態で、副業として個人事業主として起業した場合に節税の可能性が出てくるものですので、稀なケースだと思います。ただ、条件に当てはまるのであれば、従業員として雇われている会社を通して納めた所得税が戻ってくるかもしれません。そもそも事業として認められるか等の注意事項があるので、詳細はこちらの損益通算について紹介した記事をご覧下さい。

(3)主婦起業により事業で利用する経費を上手く使って節税

個人事業主でも会社設立でも、主婦が起業する事によって事業に紐づく出費は経費にする事が出来ます。上手に経費を利用して、節税につながる事も多いので活用していきましょう。

・家で仕事をしている時は家賃を経費にして節税出来るかも

・経費に出来る可能性のあるプレゼントはちゃんと経費にして節税

・主婦が行う起業内容によっては旅行の費用も経費にして節税できる!?

・法人の場合は保険を上手に経費に使って節税

・事業で使う車も上手に利用して節税

・控除を活用して可能な節税

(4)法人を作って節税する場合は出来るものを全て使おう

主婦が法人を作って節税をするというのは、まずは王道の税金対策を考えるのが先ですよね。その点で、法人の節税について整理した記事が以下になりますので、参考にしてみて下さい。

◆主婦が起業すると節税になる!その裏技を徹底調査のまとめ

主婦が起業するのは何も節税が目的ではないですが、起業をした上で節税も出来たら嬉しいですよね。主婦といえば旦那さんの扶養に入っているイメージですが、収入によっては引き続きそのルールは利用できそうです。とはいえ、起業がうまくいけばある程度の売上が出てくると思いますので、今回紹介した節税対策を利用して上手に手元に残るお金を増やしましょう。

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