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カフェ開業に失敗したら借金まみれ?独立するリスクを検証

オシャレで仲の良い友人が気兼ねなく通える空間、好きなコーヒーをこだわりの豆と機器で淹れる姿がかっこいい・・・こんな光景を妄想しながら、いつかはカフェを開きたいなと思ったものです。

でもカフェって参入障壁が低くて、みんな馴染みがあるので、競争が激しいわけです。ドトールやスターバックスなど大手チェーンに負けない独自性を出していかなければいけません。お客さんから選ばれ続けなければいけない事を考えると、楽しい事ばかりではない事がわかります。

カフェで開業する事を諦めようという事ではなく、失敗や借金を負うリスクを十分に考えた上でそれでもカフェで開業したいというのであれば進めるべきだと思います。そうした自分の想いを測るためのバロメーターとしてカフェ開業の失敗と借金について十分に考えていきましょう。

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目次

◆なぜカフェの開業に失敗してしまうと借金を背負ってしまうのか

カフェに限らず飲食店で開業するには資金が必要です。店舗を借りたり、什器をそろえたり、居抜き物件で開業資金を安く済ます工夫は出来るとはいえそれでも数百万円単位のお金が必要なのは事実です。

カフェの開業資金に関して詳しい内容は、こちらの「カフェを開業する時の資金の目安は?カフェ開業のイロハを徹底調査」の記事をご覧下さい。

カフェを開業する人のほとんどが個人事業主からスタート

おそらく世の中のカフェを開業する人のほとんどが個人事業主でスタートすることでしょう。いきなり会社を立ち上げるにしてもお金がかかるし、会計の処理も複雑、売上がなくてもかかる税金があるなら、まずは個人事業主でスタートしようかしら。確かに簡単に始められるメリットが個人事業主にはありますし、軌道に乗ったら法人に切り替えるという選択肢があるのも良いところです。そんな背景もあってカフェを開業する人は個人事業主でスタートする人が多いのではないでしょうか。

個人事業主で資金を借りたら事業が潰れても借金は個人に・・・

・個人事業主は借金の責任は全部個人で負わないといけない

簡単に事業を始められる個人事業主はメリットがあるものの、お金を借りる時には注意したいところです。個人事業主は自分の体一つで事業を立ち上げ個人として売上を立てて、全責任は自分で取ります!という立場なわけです。個人事業主として金融機関から融資を受けると、事業が潰れても銀行からの借金は個人で返していかないといけないわけです。これが個人事業主の怖いところですね。

・法人なら会社の借金は社長個人に影響は無いはずですが・・・

これが法人なら法人での借金は法人の持っているお金の範囲内で責任を持てば良いので基本的には法人の社長にまでは借金の責任は及ばない・・・というのが建前です。ただ、実態は会社の借金の連帯保証人に社長がなっている事が多いので会社の借金を倒産したあとも社長が返さなければいけないというドラマのような世界があるのも事実なんですね。

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◆カフェ開業に失敗してしまった人のその後

このようにカフェ開業にはお金がかかる、個人事業で融資を受けた人がカフェを失敗した時にその借金の責任を個人で受けないといけない。法人の場合でも、借金の責任を請け負わないといけないケースがある、というのがカフェでの開業に失敗をして借金を負ってしまう理由でした。

何をもってしてカフェ開業の失敗なんでしょうか

そもそも事業が潰れるとか、撤退するとか言いますけどカフェの開業においては何を持ってして失敗とするのか考えておきましょう。

・売上が発生しなくて支払いができなくなる

シンプルに説明してしまえば、売上がなくて支払いができなくなった状態。普通は資金を注入して乗り切りますが社長個人の資金も無ければ、金融機関もお金を貸してくれなくなった状態です。

カフェの運営にはお金がかかります。家賃や人件費に、仕入れのお金や借金の返済など。本来は売上の枠内で支払いを済ませないといけませんが、事業が立ち行かなくなるは売上が上がらないというシンプルな理由につきます。

・設備や仕入れにこだわりすぎ?売上はあるのに資金繰りが上手くいかない

せっかく持つことになった自分のカフェ。好きなようにこだわりたいのはわかります、ただし資金繰りの観点が無いと売上が出ていても支払いができずに事業が回らないなんて事になりかねません。金遣いの荒い経営者は要注意ですね。結局、支払いができなければ売上があろうとカフェを運営していく事ができないわけです。

カフェ開業に失敗して借金を背負ってしまった人たちのその後

あまり考えたくは無いですが、カフェ開業に失敗してしてしまった人たちのその後はどのような道が一般的なのでしょうか。

・自力で借金を返済

まずは借金を自力で返済する道です。独立した人は、その後普通の会社に務める事が多いです。毎月の安定した収入が入る事がいかに安心感があるか実感する人も多いのかもしれません。カフェに失敗した後も少しずつ自力で借金を返済していくわけですね。

・個人再生の手続き

借金の額が大きすぎて返済が難しい人に対して裁判所を通じた適正な手続きをする事で、借金を計画的に返済できるぐらいの額へ減額してくれるものです。一般的には5分の1ぐらいの額になるようです。マイホームなどを手放す事ができなくて自己破産できないような方が向いています。要件が高くて手続きが複雑なので、弁護士などの法律の専門家に相談をすると良いでしょう。

・自己破産の手続き

自己破産は借金を背負った人の最終手段で、裁判所を通じて借金を全額免除してもらう手続きの事です。借金をしたのは自分の責任なんだから、踏み倒すなんて・・・という考え方もあるかもしれませんが、借金で何も命まで落とす事が無いように、このような最終手段が機能する事は良いことだと思います。借金でもギャンブルとかの借金は対象にならないのと、税金関係は免除にならない点には注意が必要です。

◆カフェ開業に失敗したら借金まみれ?独立するリスクを検証、のまとめ

カフェを開業する夢は諦める必要はありません。ただし、当たり前ですがリスクを把握した上で全力を尽くす事です。もちろん必要であれば借金も重要です。失敗をして借金を返せないとなっても、それは人生が終わりを意味するのではなく、裁判所へ手続きをちゃんと踏む事で新しくゼロから人生をスタートする事だって出来るわけです。それを知っているだけでも、自分の夢に挑戦する勇気は出てくるかもしれません。逆に、そういったリスクを理解して躊躇するようであれば、カフェ開業の夢は出来たら良いな程度のものだったので、やらなくて良かったですねとなるわけです。

そんなカフェ開業に必要な資金を調達する方法はこちらの「カフェを開業する時の資金の目安は?カフェ開業のイロハを徹底調査!」をご覧ください。

 

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